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2011年1月29日 (土)

■0129■

酒飲みの友人と2人、『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』を見る。
Cak5q0w2吉祥寺が舞台なので、バウスシアターで見るのがベストです。バウス3は、『マイマイ新子』を上映したスクリーンですね。これぐらいの規模がぴったりの、(酒飲みには)辛くも愛おしい映画でありました。

永作博美はもちろん、市川実日子が出ていて、嬉しかった。おにぎりを作っているシーンでも、つまんなそうな顔しててね。何をやっても、つまんなそうなところが、最高に愛らしい女優。
あと、浅野忠信ですらニヤニヤしてしまう看護婦さん役は、柊瑠美だったのか。美人じゃないんだけど、可愛い子っているじゃないですか。眼福、眼福。


戦慄すべきカットが、ふたつ。

余命いくばくもないことを知った浅野忠信が、川へ入っていって、両手で水をすくっている。えんえんと同じ行為を繰り返している――のを、橋の上から撮っている。
カメラがドリー移動すると、永作博美の後頭部が、フレーム・インする。誰の頭かは分からないけど、映画を見ている人は、「ああ、永作だ」って分かる。元妻が、夫の無為な行為を、じっと見つめている。顔なんて映さなくても、分かるんです。
それは、映画と観客のかわした契約だから。

もうひとつは、ラストシーン。
家族四人で、砂浜へ行きます。それを、後ろから撮っている。浅野忠信が子供2人を連れて、砂丘を越えて走っていく。永作は、ゆっくり歩いているから、一瞬、フレームの中は彼女ひとりになる。四人から、ひとりになる。すごいね、これ。
それから、カメラが、ゆっくりとクレーン移動して、俯瞰になります。そうすると、波打ちぎわで遊ぶ浅野と子供たち、永作博美が、同じフレームに入る。
つまり、「四人→ひとり→四人」。家族、妻、家族。これをワンカットで見せている。

――映画を見に行ったら、こういうところを見ないと、もったいないですよ。ストーリーの結末を書いて「ネタバレ」とか言ってちゃ、あかんです。まして、5点評価なんて出来るわけないでしょ。
バウスシアターで、2月4日まで上映中。


先日、友だちが窓際に吊るす飾りを、持ってきてくれた。
Cabtokj3これ、プリズムになっているので、太陽光が入ると、部屋中がキラキラになる。貴伊子の家の居間みたいだよ。

あんまり綺麗なので、玄関からお母ちゃん連れてきて、一緒に見てた。でも、玄関まで、ちゃんと光が届くから、連れてこなくても、よかったかな。

二日酔いがさめてきたから、新しい花でも買いに行くか。
酒飲みの人は、肝臓のあたりに「貼るカイロ」を1~2枚、貼っておくとよいですよ。

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