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2010年12月 7日 (火)

■12月某日・新たなる旅立ち■

『新子』本を優先するため、もう一冊の本の担当ページを減らしてもらうことにした。
101206_18090002「だったら、少しでも早く原稿を書けよ」と、自分でも思うのだが、前からの約束なので『ヤマト』を見に行く。
(←コンセッションは、こんな状態)

黒木メイサも、本当にいい顔になったと思うが、今回は相原役のマイコが光っていた。キュートだったな。
読売新聞が『惑星大戦争』を引き合いに出して、「日本のSFX映画も、とうとうここまで」と感激していたけど、リサーチ不足じゃないのかな。
『惑星大戦争』と、そんなに変わらなかった気がするんだが。マイコは素晴らしく良かったけどね。


融資の審査で、国策金融公庫へ行って来た。
担当者は30代の男性で、私の経歴を見るなり「サンライズに在籍? 勇者シリーズとかの?」と身を乗り出してきた。
「えーと、97年だと『ダグオン』ですか?」
「私のいた時は、『ガオガイガー』の準備中でした」
「ああ、『ガオガイガー』ですか!」
ほかに、「女優についても、たまに書いている」と言うと、
「女優……たとえば!?」
「来月に出る本には、谷村美月について書きました」
「谷村美月って、特撮ドラマに出ていませんでしたか!?」

……まあ、これらの会話は審査には一切関係ないんですけどね。「審査の雰囲気を和らげる」以上の何かを感じたし、もちろん悪い気はしなかったよ。何しろ、こっちは相手を怒鳴りつけて、途中で帰ることになるだろう……と、意気込んでいたんだから。

提出書類をあえて不備にしたし、審査には落ちるでしょう。
でも、「人に会う」って、こういうことなんだ。担当者が親しげに話しかけてくれたことで、公的機関への偏見を引きはがされ、敵だと思っていた相手をどう判断したらいいのか、分からなくなった。それでいいと思っている。
人間だけは、白と黒に分けられない。

くやしいような嬉しいような気持ちで、帰り道は、泣いてやりたくなった。


先日、心療内科について書いたのは、モデラーの平田英明さんのブログで「神経症への偏見」について、やりとりがあったからだ。→こちら
僕は、拍手コメントで「平田さんのように堂々とできない自分が、みっともない」と書いた。それによって、仕事が減ってしまうんじゃないか、という危惧もあった。

被害者ヅラをしたいんじゃない。同情がほしいんでもない。
「偏見をもっている人が悪い」というのは論理のすり替えで、偏見を持つのは、その人の自由だし、一切の偏見をなくすことは不可能なんだよね。
私の中にも「大学のラグビー部=レイプ事件を起こしても、社会で高い地位につける人たち」という、猛烈な偏見があるしね。

都条例に関しても、互いに歩み寄れない偏見が、大きな壁をつくっている気がする。

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