« ■『新子』本、制作日誌3■ | トップページ | ■『新子』本、制作日誌5■ »

2010年12月 9日 (木)

■『新子』本、制作日誌4■

GIMPというフリーソフトを使って、ワンカットの素材をひたすらjpgとpsdに分けて、保存していきます。
101209_16350001たまに、レイヤーが41枚とかあって、笑ってしまう。
セル画時代は、背景の上に重ねられるセルは、7枚ぐらいが限界じゃなかったかな。『ナウシカ』DVDのコメンタリーで、バカガラスが飛ぶシーンで、BOOK5枚ぐらいを別々の方向へスライドさせているんだけど、庵野秀明が「こんなことやらせるなんて、宮さんは鬼だよ」と言ってたよね。

『マイマイ新子』は、たぶん『ナウシカ』は軽く越えてるよな……。
でもいま、あるカットを分解していたら、何だか目頭が熱くなってきた。ここまでやって伝わらなかったら、もう何を信じていいか分からなくなるぐらい、手が入ってるから。
お寺なんかで、地味にすごい彫刻があったりするけど、ああいう感じなんですよ。

スタッフさんのインタビューが戻ってきたので、文字数を合わせる。もう、何人にインタビューしたのか、覚えてないよ……。

さすがに疲れてきたので、仮眠。
発売まで、あと50日。

------------------
コミケで、『メガゾーン23』の同人誌『2325』が出ます。
2010年12月31日(金)
東6ホール ヌ-22a 時祭組
メガゾーン23 25周年同人誌「2325」
発行/時祭組 制作「2325」制作委員会
価格1000円
A4横サイズ32ページ(カラー&白黒)

コミケ後は、1月9日のスーパーフェスティバルでも販売予定だそうです。
私に与えられたお題は、「初音ミクと時祭イヴ」。あいかわらず、論理性のないとっちらかった文章になっていますが、挿絵をきみづか葵さんに描いていただいたそうで、楽しみです。
こちらは、発売まで、あと22日。

|

« ■『新子』本、制作日誌3■ | トップページ | ■『新子』本、制作日誌5■ »

コメント

>ここまでやって伝わらなかったら、もう何を信じていいか分からなくなるぐらい、手が入ってるから。

妥協を一切許さないほどの「こだわり」があってしっかり見る側に伝わっているんですねきっと。それが、たとえほとんど記憶にのこるものではない部分でも。
ほんとに、優しさとセンスと思いやりのある映画だと思います「マイマイ新子」は。
なんか、泣けてきちゃっった。

投稿: ごんちゃん | 2010年12月10日 (金) 01時01分

■ごんちゃん様
いやいや、「妥協を一切許さないほどの」じゃなくて、許さないにもほどがある(笑)
絵の素材を分解していくと、もう笑いが出てくるよ。こんな所に凝って、誰が気がつくよ!? って。

なんかこれ、俺だけが見ていていいのかな……あ、本にするのか、これ(笑)
でも、本だけではもったいない。

投稿: 廣田恵介 | 2010年12月10日 (金) 01時27分

へえ〜(笑)
もう度を超してるってことね〜。
すごいね。

そのうち突然監督が、
「カメラ屋になろうと思う」といってもおかしくないってのも理解出来ました。

投稿: ごんちゃん | 2010年12月10日 (金) 14時32分

■ごんちゃん様
カメラ屋もそうだし、学者肌の人なんだと思う。

そういう理系っぽい人が、ああいう文学性豊かなテーマでつくったところが、また面白いよなあ。

投稿: 廣田恵介 | 2010年12月10日 (金) 16時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■『新子』本、制作日誌4■:

« ■『新子』本、制作日誌3■ | トップページ | ■『新子』本、制作日誌5■ »