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2010年12月11日 (土)

■『新子』本、制作日誌8■

双葉V文庫『ガンダムの常識 一年戦争篇』 15日発売
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だいぶ前に出したコンビニ本をオールカラーで文庫化。ライター陣は何も書き足してないのですが、編集の女の子が一人でつくったそうで、デザイナーもコンビニ版とは違う人です。

この本(コンビニ版)が15万部売れたというのはウソではなく、「じゃあ、文庫でもう一度」という気持ちも、分かるでょ。


『新子』本、昨夜は「これがないと、さすがに読者は納得できんよね」という素材を、追加発注。それが今日届いたとしても、明日には素材別けできてしまうんだよなー。

本日はデザイナー氏が「フォーマット」を作成するのを待つしかないので、画像カットをまとめ直したり、後々の作業をスムースにするためのアレコレの整理と、そろそろ「序文」を書かねば。
エイベックスさん、カントクまじえての編集会議で「この本には、文学性が必要だ」と言ったんだけど、いよいよ、そこに触れることになった。

「序文」のバックには、「これぞ!」という絵を選びました。この絵を汚さない文章を書かなくては……散歩にでも行ってくるか。

――散歩から帰宅。いろんなフレーズが頭に浮かんできた。忘れないうちにメモる。

発売まで、あと48日(実質制作期間は、その半分以下)。


TAF2011、出展拒否しているのは大手出版社ばかり。DVDが売れなくて困っているメーカーさん、最前線でアニメつくってるプロダクションさんは、さすがに出展するよね。
……というか、大手出版社って、TAFに出展してたっけ。ほぼ毎年、行っているはずだけど、気がつかなかった。

『マイマイ新子』はTAFに残っているけど、どう思うか、とTwitterに書いてあったけど、何をいまさら。『新子』は、映倫という検閲を通ったじゃないですか。『ヱヴァ』だろうが『ハルヒ』だろうが、ありとあらゆる劇場映画は、映倫の審査なしには公開できません。

『ぼくのエリ』で無理やりなモザイクがかかったでしょ。でも、全国の映画館(全興連)は、映倫の判断に従っている。
とにもかくにも、劇場アニメは、半世紀も前から、ずーっと検閲対象だったのです。

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