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2010年10月21日 (木)

■日常にはない音■

今更ですが、眉山山頂秋フェスタ×マチ★アソビのトークイベント。こんな感じでした。
Dsc01568「とても、アニメの話をするロケーションじゃない!」と氷川さんは笑っていたけど、歌舞伎町地下2階とか、僕はもうそっち行きたくないし、呼ばれもしないし、青空の下でもアウトサイダーでいられたよ。

写真で確認したら、お客さんは30人を越えてました。ありがとうございます。勢いで「第二回は、藤津亮太さんをお招きし――」とか言っちゃったけど、実現したら楽しいよ、きっと。


ここ2~3日で思ったこと。
新井英樹の『ザ・ワールド・イズ・マイン』の中で、由利首相が「悪いことは悪いと、どやしつけられる大人になってください」と記者会見で言うでしょ。本が手元にないから、うろ覚えだけど。
制服姿でタバコを吸っている高校生がいたら、やっぱり注意すべきなんだよ。「隠れて吸え」と。

本音はどうあれ、社会的自由は、合法的に手に入れたい。納税者としての権利を、まず最大限に行使したい。正面玄関から、堂々と入りたいんだよ。私はね。

片や、今の僕は、シャアが隕石落としをやった気持ちも分かるし、ブレックス准将がエゥーゴを組織した気持ちも分かってしまう。あのころの『ガンダム』には、富野さんの絶望と苛立ちが見え隠れして、それはつまり、僕が歳をとったから分かるようになったんだと思います。

もうちょっと書きたいけど、またいずれ。疲れるからね。


『それでも町は廻っている』、今夜やっと第3話か。第2話があんまり面白いんで、仕事で疲れたときは、音だけでも聴いてたよ。小見川千明の声だけでも、楽しいから。

あと、会話のテンポのずれが面白い。店内でセクハラ裁判やっているのに、ババアが
「ジImg_20100809t234404390ャガイモとタマネギっつたのに…」「乳より脳みそを何とかしてくれよ」とか、状況に関係ないツッコミ入れるでしょ。シーンが一色に染まらないところがいい。豊かなんですよ。

あとは、SE。ギャグ・アニメだと、動きに合わせて状況音ではない、「日常にはない音」を入れるんですよ。何かセリフを言い切ったときに「カッコーン!」とか、よくあるでしょ。シリアスなアニメでも、カメラが寄った瞬間に「シュパーン!」とか。何の音だよ(笑)。

でも、『それ町』第2話は、それだけでなく、もうちょっと凝ったSEが入っている。
●千葉繁の警官が、歩鳥に大声で怒鳴ったとき、ハウリングのような雑音。
●商店街のオヤジ3人が喫茶店に入るときの、飛行機の飛ぶ音(エアコンの室外機の音と繋げている)。
●警官が、歩鳥に「帰れ帰れ」といわれたときの、パトカーのサイレン音。
その場にないはずの状況音が入れてある。まあ、エアコンの音は、飛行機の飛ぶカットがあるから、「その場にない」とは言い切れないけど、ドアを開けた瞬間に音が切れたり、さっき書いたババアのツッコミ同様、ミステンポというか、わざと壊してるんですよ。音の流れを。

特にギャグの場合、ズレたり壊れたりしてるのが「面白さ」であって、「よくまとまっている」のは、つまらんわけですよね。
こういうSEは、音響監督ではなく、音響効果が用意してきます。クレジットを見ると、中野勝博と書いてある。サウンドボックスだから、倉橋静男さんの会社の人だ。

だからね、たまに映像を見ないで音だけ聴いていると、アニメってすげえうるさいよ(笑)。


で、妄想なんだけど、小見川千明のだらだらした話し方、誰かと思ったら吉高由里子なんだよね。ちょっと歳いきすぎだけど、何とか女子高生役をやってもらって、監督は三木聡で実写化! 『純喫茶磯辺』なみの低予算で撮れると思うんだけどな。

(C)石黒正数・少年画報社/それ町製作委員会

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コメント

小見川千明の声いいですよねー。
本人は演技に対して物凄く勤勉とのことで
それはとっても垣間見えるものでもあるんですが
あの生声感は天性のものように感じます。
シャフトさんは気に入った(?)声優を多用することがままありますが
やっぱり作り手も楽しいんじゃないかなあと思います。
だって聴いてるこっちも次何が飛び出すか分からないんですもん。
このまま行って欲しいなぁとしみじみ。

投稿: とまき | 2010年10月22日 (金) 00時37分

■とまき様
コメント、ありがとうございます。いいですよねー。僕もストレートにそう書きたかったんですよー。

>あの生声感は天性のものように感じます。

そうそう。作っていませんよね。ほかの誰にも代えられないんですよ。小見川がいなかったら、この企画、成立しませんでしたよ。
『夏のあらし!』やっといて、良かったなと。

>だって聴いてるこっちも次何が飛び出すか分からないんですもん。

そうそうそう。だって、第二話だけで「何パターン、演技あるの?」って感じでしたよね。最初と最後の「ああ、もう!」って、あれだけで素晴らしいコメディエンヌだなあ……と。

こういう話が、一番楽しいですね。花澤香菜みたいに「上手く」ならないで~と願うばかりです。

投稿: 廣田恵介 | 2010年10月22日 (金) 00時55分

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