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2010年9月 8日 (水)

■名前? 言いません■

昨日、池田憲章さんのポッドキャスト「談話室オヤカタ」の収録に行ってきました。

「今日はもう……映倫の話しようか」という池田さんの一言で、『ぼくのエリ』問題を30分。勉強不足なところもあるし、怒鳴ってしまったところもあり、お聞きぐるしいとは思いますが、9月15日の配信をお待ちください。
一人でも多く、映倫が『ぼくのエリ』に対して行った蛮行を、知ってほしいのです。

また、映倫に対して、かなり暴言を吐いていますので、ぜひ名誉毀損で訴えていただきたい。
いずれにしても、法廷で話すのがふさわしい問題だと思うので。


ただ、どうして僕が「映倫より先に、配給会社に聞こう」と思ったかというと、こちらの記事を先に読んでいたからです→「映倫相手に粘ってみました」

……人と話をする態度ではないでしょう、これは?
担当者のくせに「名前? 言いません」と。普通、どんな会社に電話しても、市役所だって「担当の○○でございます」と名乗ってくれますよね。
それは、自分の発言に責任を持つという意味ですが、映倫は違うようです。


前回の記事は、多くの方に読んでいただけて、業界の方からもメールをいただきました。
「全国興行生活衛生同業組合連合会」という団体があります。あまりにも長ったらしい名前なので、「全興連」と略されます。
日本のほとんどの映画館は、この「全興連」に加盟しており、加盟していないと、映倫審査をパスした映画を上映できません。

なので、あまりにも映倫がウザイという映画館さんは、「全興連」を脱退して、映倫審査にかけていないマイナー映画を上映したりするそうです。
映倫と「全興連」の関係も、まことに興味深いと思います。『ぼくのエリ』の完全版を上映するには、この二つの団体を突破せねばならないようです。


『ぼくのエリ 200歳の少女』は、日本に送られてきたプリントが少ないそうで、リレー式にフImagesィルムを回している状態です。
なので、「そうは言われても、映画自体を見れないよ」という方は、上映情報をご覧いただき、近くでやらないようであれば、映画館にリクエストしてみてください。

『ぼくのエリ』は、ハリウッドでのリメイク版が完成しており、そちらはグローバルに全世界配給され、映倫もフリーパスだと思います。
そうなると、元祖スウェーデン版『ぼくのエリ』の存在感は薄れ、モザイク問題も忘れ去られてしまうでしょう。「少女の股間をアップにするような、映倫の審査にもかけられない破廉恥なヨーロッパ映画」は、脇においやられてしまうのです。

ワンカットに加えられた傷は、この映画の痛みです。それを取り除くことはできないか、本気で考えはじめています。

(c) EFTI_Hoyte van Hoytema

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