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2010年7月 3日 (土)

■7月のメモ「紅の豚」■

さべあのま先生から、「フリースタイル12」を贈っていただきました。
100703_18340001『マイマイ新子と千年の魔法』をめぐる、これまでの流れを追っているようでいて、後半にけっこう、「ギクリ」と思わせるくだりがあります。

「フリースタイル」、取り扱っている本屋さんは少ないのですが、この際、近くの本屋さんに注文してみましょう。僕も、地元の本屋さんで30分ぐらい、探してもらい、間違って前号を手に入れたくらいです。


日テレの『紅の豚』。
まだ、セル画時代なので、ポルコの歩きに合わせて動く石畳が、セル。背景はBGをスライドさせている。このカット、好きだな。「セルと背景の合わせ技で、背動」というのが、カッコいい。

シーン転換でいいのは、旅客船に艦載されていた護衛機を、カーチスが襲うところ。護衛機のパイロットのアップまで寄ったところで、ポルコ機のエンジンがうなっているカットへ、飛ぶ。
常套的なんだけど、護衛機が落とされたことを暗示している。絵よりも、音でつないでる感じかな。
その他、フェードアウトするところ以外は、ロング→アップでのシーン転換が多い。教科書どおりなんだけど、なんか安心する。

あと、水の表現でよかったのは、ジーナの飲むワイン。ワインごしのジーナの肌と服が、ちゃんと光が屈折して、ズレて描かれている。これ、すごくオシャレ。

でも、何よりも、フィアット・フォルゴーレのテストをやるシーンね。カットが寄るたび、どんどん全セルに近くなっていく。小屋全体が動いてるんだから、そりゃ全セルにもなりますわな。
「ああ、アニメは楽しいなあ」と、ストーリーなど、どこへやら、ため息が出てしまう。


東京MXで、『私の優しくない先輩』特番。
100316_senpai_main1ミュージカルはあるし、合成ショットはあるし、大林宣彦っぽいかも。それも、尾道三部作じゃなくて『青春デンデケデケデケ』あたりの(笑)。それなのに、かなりの勢いで女性ターゲットな売り方をしているのが、意外だった。
主演の川島海荷に、主題歌もうたわせるんだけど、原曲は広末涼子のデビュー曲。てことは、アイドル映画の装いもあるわけだよね。

……なんかこう、ひさびさに「ターゲットから外された」感のある邦画なんだけど、山本寛という人の仕事は、ちゃんと見ておきたい気がする。

製作に、グッドスマイルカンパニーが入っているのが、ちょっと驚き。まさか、フィギュア出さないよね。
配給はアニプレックスではなく、ファントム・フィルム。『リアル鬼ごっこ2』配給したところだ。

ああ、やばい。『さんかく』、もう一回見たい……。


あ、そうそう。山下リオの『RIZE UP』。盲目の少女の役…というと山下リオっぽいんだけど、性格が悪い。わがままで、傲慢。年上の男に、タメ口をきく。いい役柄ですね。
2~3年して、女子高生役ができなくなってきたあたりで、どうなるか。それまで、映画には出つづけて欲しい。

明日の夜は、ようやく『宇宙ショー』です。

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