■B★RS■
友人がメールに貼ってくれた、「業界が“先祖返り”している――『ハルヒ』『らき☆すた』の山本寛氏が語るアニメビジネスの現在」→これ今月のホビージャパンには、『ブラック★ロックシューター』本編が、付いてますからね。ひさびさに、買わないと。
アニメ誌初掲載の『B★RS』の記事は、私が書いたんだけど、このアニメは、hukeさんとryoさんの友情から成り立った企画なので、本編をタダで配ることには、何の違和感もない。
美しいとさえ、思う。思春期的だから。
■
まだ、この世のどこかに美しいもの、尊いものがある、と信じるから、アニメを見るんでしょ?
砂漠にたどりついた大人は、アニメを見ない。砂漠に井戸のないことを知ってしまった者は、それでも、生きるために井戸を掘る。それが、大人という生き物だ。
僕も、生物学的には大人だ。43歳なんて、オッサンに決まってるじゃないですか。キャバクラでは、パパって呼ばれるしさ。「大人は汚い!」とか心で思っていても、お前が、その大人なんだって。
社会に出れば、「いい歳をして」って、絶対に言われるの。同窓会に行くと、「結婚しないの」って、聞かれるの。それが、43歳の宿命なんだ。これから、もっと重くなる。それぐらい、覚悟しなくちゃいけないの。
にもかかわらず、いまだ上映中の『宇宙ショーへようこそ』を、「もう一度だけ見たい」と思っている、この僕の病理については、エンターテイメントの形で、解き明かしたいと企てている。
そういう時には、大人が井戸を掘るスキルを、ほんのちょっと真似るんだ。
■
ちょうど、『ぼくのエリ』の件で、このブログを見に来ている人が、多いようです。
こういうとき、専門家のような人たちは、意外と、何もしてくれません。なので、何か文句があるのなら、然るべきルートで、筋を通して訴えれば、相手は聞く耳、もってます。
「糞」だとか「最悪」だとか、そんなお子様な言葉でネットを満たしても、空気が汚れるばっかりで、何の答えも得られません。
僕は、大人のスキルをちょっと借りて、出来るだけ、世の中をクリアに見渡せるようにしたいと思っています。
■
さて、『B★RS』に関しては、歌和サクラさんのバージョンがお気に入りです。
歌和サクラさん、この当時、14歳だったと言われてますが、それを疑うのも、またバカバカしい。
信じたほうが美しい気持ちになれるなら、美しいほうを選んだほうがいいよ。
(C)huke / B★RS Project
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント