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2010年7月22日 (木)

■11ヶ月前■

『マイマイ新子と千年の魔法』 DVD 明日発売
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●ブックレット、一部執筆
初めて見たとき~ラピュタ阿佐ヶ谷のマイマイ・ナイトの直前あたりまでの状況・心境を書きました。

僕が、初めて『新子』を見たのは、昨年9月5日のことです。もう、11ヶ月前。そろそろ、一年たちますね。
公開までの2ヶ月ぐらい、なんとな~く楽観的ムードの中で、監督や宣伝チームと、だらだら話していた時期があり、実は、その頃がいちばん楽しかったですね。試写室は、いつも空いてたし(笑)。

ところで、レコミンツさん特典の原画集がヤバいですね。これは卑怯ですよ(笑)。やっぱり、貴伊子は可愛い! 初見のときにも書いたけど、俺は貴伊子が見たくて、『新子』を、何度も見たんですよ。
もし、この世に水沢奈子がいなかったら、この映画、どうなってたんだ?と、本気で思ったし。
あ、そうそう。こないだ買ったDVD『pieces of love』の第1話に、水沢奈子が出てたんですよ! しかも、チア・ガール姿で。

でも、「貴伊子が可愛い」とか、そういう売りがなかったら、アニメって駄目だと思う。やっぱり、通俗性がないとね。

しかし、レコミンツさんの原画集は、表紙はシンプルだし、レイアウトがいいです。ちゃんと3f48bc20 「見せるべき絵」を選び、物語風に構成しているというか、見る人を楽しませようとしているというか。
変に、マニアックにしてないところが、すばらしい。
これは是非、ドカン隊長に見せてもらおう。


明日は、ショウゲートさんに行ってきます。『ぼくのエリ』について、どうして不自然なボカシが入ったのか、説明していただけそうです。
僕は、なにか特別なコネやルートを使ったわけじゃ、ありません。普通に、ショウゲートさんのサイトの「お問い合わせ」アドレスに、メールを送っただけです。

映画がつまんなかったら、監督なり映画会社なりに「つまんなかったですよ」と、メールや手紙を送ったっていいんですよ。意外や、そこから関係が始まったりするもんです。

その後、仕事ではなく、雑談のため、あるアニメ会社さんへ寄って、『新子』上映後のラピュタ阿佐ヶ谷へ。映画見ないのに、すみません。

(C)2009 高樹のぶ子・マガジンハウス/「マイマイ新子」製作委員会

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コメント

 直に思っている言葉を真摯に伝える、というのは正攻法で、かつ有効な場合も多いのだと再確認させていただきました。

 数年前、そういう実例を突きつけられてからが、今の自分への出発になったのかもと最近振り返って思います。

 最近伺っている『ぼくのエリ』にまつわる決定的な改変、まずは自分の目で確かめてみたいと思います。

投稿: 地元記者(ナ) | 2010年7月23日 (金) 00時38分

■地元記者(ナ)様
でも、僕は何も、特権的な立場にいるわけではないんですよ。映画業界で働いているわけでも、なんでもない。

『マイマイ新子』の上映を、最初に映画館へ直接交渉した人だって、別に業界の人ではありませんでした。
ただ彼らは、「私の仕事は、ここまで」と決め込まない人たちだったんです。

『ぼくのエリ』は、今のところ、東京と仙台のみの上映です。これから秋にかけて、少しずつ広がっていくようです。

投稿: 廣田恵介 | 2010年7月23日 (金) 01時27分

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