■しつこく『ぼくのエリ』■
立川シネマシティ(正確にはシネマ・ツーの方)の最終回、『借りぐらしのアリエッティ』。
連休最後の夜の回だから、席は余裕。ネット予約するまでもなかった。
……『マイマイ新子と千年の魔法』って、やっぱり、すげえ映画だったんだなあ。ラピュタ阿佐ヶ谷で、23日まで、やってます。
『宇宙ショーへようこそ』って、本当にエンターテイメントに徹した、力作だったよなあ……立川でも、まだ夜の回なら上映しています。
あと、『カラフル』は8/21からか。東宝配給だ、フジも出資してる。けっこうイケるのではないのか?
あと、『アリエッティ』は夜の回なら空いていますが、十分に仮眠をとってから、行きましょう。
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『ぼくのエリ 200歳の少女』のモザイクには、ご立腹の方が、かなり大勢いらっしゃいますね。
ショウゲートさんは、東芝エンタテイメント時代からお付き合いがあり、大変好意的な印象を抱いております。なので、誠意ある回答をお待ちしています。
誤解してほしくないんだけど、僕は好きになった映画に裏切られた気分なので、納得のいく回答なり、言い訳が欲しいだけ。何か「運動」を起こそう、なんて考えてませんよ。
――それでも、僕が「誤読させられた感動」は、二度と戻ってこない。
Twitterやブログで言ってるだけじゃ、何も変えられないんですよ。この国のどこかに、あの映画を汚した人間がいる――それが、やむを得ない措置であれば、釈明ぐらいしていただきたい。
もう一度、見に行きたいんだけど、またあの意味不明な、観客を煙に巻くためのモザイクを、見るはめになってしまう。またもや、腹が立ちそうで、怖いんですよ。
平日でも満席という人気作ですが、これからご覧になる方は、「日本では不良品を上映している」ぐらいの認識を、お持ちになったほうがいいかも知れません。
それでも、切なく、美しい映画にかわりはないんだけど……。
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『ぼくのエリ』とは関係ないけど、映倫の審査を逃れるため、「公開」ではなく「上映イベント」という形式をとるパターンも、最近は出てきたそうです。
それだけで、映倫がどういう団体か、よく分かりますね(笑)。
それで、映画評論家の方たちも、今回のモザイクにはご立腹なのですが、おしなべて「映倫が悪い」とおっしゃっています。それでも、映倫の暴挙は、お許しになるんですね。
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今日も明日も、人に会います。会って会って、とにかく話す。仕事が忙しくなる前に。
(C) EFTI_Hoyte van Hoytema
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コメント
>十分に仮眠を
その言い方(笑)
投稿: てぃるとろん | 2010年7月20日 (火) 07時11分
■てぃるとろん様
いや、静かな映画だから。寝てしまったら、損じゃないですか。
投稿: 廣田恵介 | 2010年7月20日 (火) 07時49分