■6月のメモ「江口のりこ」■
グレートメカニックDX13 15日発売
●90~00年代に何が起きたのか
『勇者王ガオガイガー』と『ゼーガペイン』を比較・検証する企画、全10ページ。
絵だけ見ていれば大丈夫とは思いますが、BS11で初めて『ゼーガ』を見ている人は、せめて15話を見おわるあたりまでは、読まないでください。
あと、ミナトさんとスワン・ホワイトに誌面を割いているのは、趣味です。
●ギャラクティカNOW Vol.9
最終回まで、あと3話。もし、この連載が次号もつづくとしても、最終2話には、触れません。ここでネタバレさせて、見た気になって欲しくないんですよ。
●ロボット演出事始 第四回
今回のお題は『ジャイアントロボ』92年版。前回は、明らかな勘違い記述があり、ご迷惑おかけしました。
●オヤヂ酒場
『マイマイ新子と千年の魔法』と『第9地区』です。『新子』は、ちょうどいいタイミングで語り合えたんじゃないかな。
●グレメカ人生波止場 第6回
今回は、石黒昇監督の登場です。このコーナー、アニメ業界の偉い人たちに、人生観・仕事観を聞くという趣旨なので、メカ目当ての読者には、興味ないかも知れません。でも、今回は『ヤマト』と『マクロス』の裏話が、とても面白いですよ。
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最近は、ケーブルで録りためた邦画ばかり、見ている。タナダユキ監督、江口のりこ主演の『月とチェリー』。タナダユキと江口のりこ。この組み合わせだけで、傑作確定でしょう……。
予想はしていたが、江口はベッドシーンあり。何度もあり。男だったら、江口のりこを色っぽく撮ろうなんて、考えもしないだろう。
江口に童貞を食われた主人公に、彼女ができる。平田弥里。「可愛いだけで、つまんない女」って、いっぱい、いるじゃない。その感じが、よーく出てるよ。恋愛のメンドクササとか、その辺の描写も、容赦ない。
結果、江口のりこと身体だけの関係を結んでいたほうが、無理して平田弥里と付き合うより、有意義だろ?という逆説にたどりつく。
これは、痛烈。男としては、恋愛観やセックス観について、しばし考えこんでしまう映画だ。
その後、『ハッピーフライト』をちょっと見たけど、田畑智子といえば、『さんかく』。これは、絶対に見に行くよ。
とにかく、トレーラーを見ただけでも、小野恵令奈の存在感がモノスゴイもの。
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かなり前、極秘(?)試写会に呼んでいただいた『REDLINE』、ようやく10月に公開。その時は、声優の名前はクレジットされておらず、「もし誰だか気がついても、言わないでください」とのお達しがあった。
「また俳優、使うのかよ!」とゴネている人は、騒いでくれてありがとう、という感じ。やっぱり、俳優を使うと話題性が増すんだなあ、とニコニコしてしまう。
アニメの芝居って、監督じゃなくて、音響監督が指導するんだよ。そんなことも知らずに文句だけ言うのは、ワイドショーで芸能人のスキャンダルを語るのと、レベルが同じなんですよ。
ようは、プロの「仕事」から目をそむけ、周辺状況を言っているにすぎないから。
肝心の本編。一秒たりとも止まらない作画の凄さに腰を抜かすんだけど、ヒロイン。ヒロインが、ちゃんと可愛いところが良心的だった。ヒロインの可愛さは、商業アニメの必須条件だから。
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コメント
廣田さま
ご無沙汰してます。
ジャンプドライブ復旧で、ようやく地球までの道のりを半分まで来ました!
なんといいますか・・・もう自分の尺度の範疇を超えてしまったストーリーに茫然自失状態です^^;
『REDLINE』は豪華過ぎる声優陣で・・・自分は俳優起用に抵抗はないのですが、これはあまりにやりすぎ・・・ここまで来ると逆に文句も出ないのでは?(笑)
そういえばゼーガが近所のツタヤで『復活』してました!一度消えた作品が復活することもあるのかと、ちょっとツタヤを見直しました。
グレメカ楽しみにしてます!
投稿: かまタロウ | 2010年6月13日 (日) 21時01分
■かまタロウ様
ご無沙汰です。こっちはラプター1機で、待ち続けてましたよ(笑)
>もう自分の尺度の範疇を超えてしまったストーリーに茫然自失状態
コメンタリー聞くと、第10話「終止符」が最終回になる予定も、あったそうです。
でも、ラスト2話は、逆の意味で茫然自失しますよ。当然、グレメカではすっとぼけて、最終回については何も書いてませんので(笑)、安心してお読みください。
>これはあまりにやりすぎ・・・
確かに、メジャー性が高すぎますね。
本当は、映画のルックスからいうと、もうちょっと通好みの俳優のほうが、よかったとは思います。
でも、絵柄はこんなですけど、お話は、割とオーソドックスなんですよ。
>そういえばゼーガが近所のツタヤで『復活』してました!
TSUTAYAサーバー、なかなかやりますね!
なんとか、もう一皮、『ゼーガ』にはメジャー化して欲しいんですよねー。
投稿: 廣田恵介 | 2010年6月13日 (日) 21時23分
ああ、REDLINEって石井克人絡んでるのですね。
キャスティング見て納得。
てか、こんな作品作ってたなんて知らなかったので、
またこのブログ読んでて得した気分。
あざーす。
浅野と蒼井優の声と演技って楽しみだなー。
投稿: 前岡 和之 | 2010年6月14日 (月) 09時31分
■前岡 和之様
昔、「Grasshoppa!」ってあったでしょ。
あれのスピンオフみたいな企画だから、石井克人と小池健のコンビだし、声優つかうと、逆に不自然なわけです。
我修院さんとか、石井克人の映画のレギュラーも、ちゃんと出てますよ。
投稿: 廣田恵介 | 2010年6月14日 (月) 14時33分
締め切りで追い込み中に情報提供です。
『さんかく』の監督さんのインタビューが今売ってるTVBrosにありますよ。
1ページですけど。
隣のページは『SR サイタマノラッパー2』の監督さんインタビューです。
ちなみに表紙が「ラブプラス+」でセンター見開きで「ラブプラス+」です。
投稿: DH98 | 2010年6月23日 (水) 21時59分
■DH98様
ああ、その「TVbros」なら、さっき本屋で見て「またラブブラスだ」って、気になってたんですよ。
>『さんかく』の監督さん
『純喫茶磯辺』の前の作品は、見てないんですよ。でも、女優の生かし方は、絶対すごい人だと思いますよ。
>『SR サイタマノラッパー2』の監督さん
あ、これ、パート2があるんですね(笑)
安藤サクラの出ている映画は、なぜか信用しちゃいます。
『さんかく』は、今いちばん楽しみな映画です。
情報、ありがとうございました。あと、もう一仕事終われば、自由の身です。
投稿: 廣田恵介 | 2010年6月23日 (水) 23時12分