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2010年5月 8日 (土)

■HEAVEN CAN WAIT■

新潟へ行っていた、D隊長から、郵便が来た。
100507_15290001 「お父さんの机にはなかったけど おみやげです」――なんか、『新子』にかかわってから、こういうネタっぽい郵便物が、激増した。
これで何のネタかわかる人は、かなり、やられていると思う。


荷物には、「新潟日報 5/3号」も同封されており、「17面に注目」とメモしてある。
「ん? 松尾プロデューサーのインタビューでしょ?」と思ってみてみたら、確かにそうなん100507_21290001 だけど、どちらかというと、D隊長は、ゼブラクィーンの記事を、僕に見せたかったらしい。
(『ゼブラーマン2』の記事だけ、二つも載っていた)

じゃあもう、日曜の夜にでも、立川シネマシティへ見に行こうかなあ……。
第一期・仲里依紗は、前作『時をかける少女』で、きれいな終わり方をしたと思う。

立川なら、98席のスクリーンで、上映している。客は6人ぐらいが、ちょうどいい。俺はいつものように、前から3番目の通路側に座る。
帰るころには、売店も閉まっていて、実にいい雰囲気だよ。


新宿バルト9で、『新子』の上映が始まるけど、「再上映」じゃなくて「初上映」。
『新子』を上映してたのは、松竹直営の新宿ピカデリーであって、バルト9では、一度も上映されたことがない。15日から上映のシネプレックス新座も、松竹系ではない。

梅田ブルク7には、松竹の資本が入っている。だから、『新子』は上映しない――ということらしい。
それを考えると、新座にあったのがシネプレックスで、本当に、本当にラッキーだったね、と思う。


うまい言い方が見つからないが、僕たちの得たラッキーは、神様のおこぼれみたいなものなのだ、と思う。
51qb6pw144l天国での第二ラウンドだからこそ、僕みたいな者でもハンデをつけてもらえて、あれこれ、首をつっこめたのだ。
だからこそ、勝っても負けても、不問にしてもらえるのだと思う。

それに気がついた者だけが、それぞれの第一ラウンドを戦える。
いま思うと、たとえば『MAG・ネット』のスタッフさんたちは、それを分かっていたような気がする。
僕が、不思議な距離感をおぼえた人たちは、これが「ハンデ付きの戦い」であることを、最初から知っていたんじゃないだろうか。

ともあれ、天国だろうと、殴られれば痛いから、僕はもう何歩か、がんばる。
それから、本当のリングに立とうと思う。たぶん、立てると思う。


『ギャラクティカ』S4で、スターバックは、自分の遺体と向き合った。
彼女は、爆死する寸前、こう言っていたはずだ。「向こう側で、また会おう」と。
この「向こう側」の意味が、急に分かったような気がする。


ねむようこさんの『午前3時の無法地帯』、3巻であっさり終わってしまったと思ったら、主100507_23130001人公を変えた、第二部が出る。
またしても、第二ラウンドか。

今の僕は、病み上がりみたいなもんだから、これぐらいサラサラした漫画じゃないと、喉を通りそうもない。

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コメント

今日聞いた話なんですが、
浜松の新子(餃子ではない)は、
GWに予定していた他の映画が急遽上映できなくなって
丁度そこにはまったようです。
ラッキーでした…(ミラクルミラクル)
終わりが近くにつれ以前の生活にもどるわけなんですが、
なんだか寂しいですね。
新座の活動報告を楽しんで気を紛らわせる感じです…

投稿: kyasリン | 2010年5月 9日 (日) 00時44分

■kyasリン様
浜松は、名物がいっぱいあって、いいですよね。餃子は大好きです。

何というか……本番で、興行的に大敗したからこそ、僕らが参加できたんでしょうね。
新宿が大入り、と聞くと、そんな気楽な段階も終わりつつあるんだな、と感じます。

本日、シネマ・イーラは最後の休日。お客さん、来るといいですね。
映画館さんが、いちばん大変だと思うので……

投稿: 廣田恵介 | 2010年5月 9日 (日) 01時29分

 そうか、そうだったかと大きく肩を落としました。情報、ありがとうございます。とはいえ、先方にも事情があるのでしょうが。

 状況が見えていない僕は「オレの最終勝利条件は第2作製作決定だ」などと吠えていたものです。だからこそ、『おくりびと』のような奇蹟は起こらぬかとカンヌからスピンアウトしたというアヌシーに一縷の望みを託していたのですが、アウトオブコンペティション出品という扱いになってしまいました。

 とはいえ、愚かな僕にとって、未だに最終勝利条件は第2作製作決定です。もうしばし、見守り続けようと思います。

 本当を言うと、すでに多くの奇蹟や友情や知恵をもらったのだから、自分でも欲張りすぎの望みであるとは思っているのですけどね。

投稿: 地元記者 | 2010年5月11日 (火) 13時14分

■地元記者さま
私も、先方にも事情があると思います。

日本全国で、一斉に再上映…を夢想したこともあります。
しかし、やがて「日本のどこかで常に上映している状態」が、最もリアルだ、と考え直すようになりました。
それは何とか、叶っていますよね。

ただ、「市民発上映」の市民が、あと10倍の人数いたら、状況はひっくり返せたのに……と思わずにはいられません。
だけど、市民が営業して歩くのは、やっぱりおかしい。難しいですね。

>本当を言うと、すでに多くの奇蹟や友情や知恵をもらったのだから、自分でも欲張りすぎの望みであるとは思っているのですけどね。

どこに幸福のハードルを設定するか、なんですよね。
私は地元の吉祥寺で、多くの人が見てくれたので、それで大団円……としたいのですが、今週末は新潟に行ってきます。

投稿: 廣田恵介 | 2010年5月11日 (火) 13時47分

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