■4月のメモ「最終日」■
本日で最終日! 吉祥寺バウスシアターで『マイマイ新子と千年の魔法』。
DVD化をものともせず? 昨夜も、大入り!
「最後までサービスしたい」バウスのファイナル特典は、先着7名さまに「マイマイ新子のふるさと防府PR実行委員会」による公式ポスター」プレゼントと、上映後、片渕須直監督による舞台挨拶(マイクなし、肉声!)です。
21時より、ファイナル上映(19時30分から、ファイナル発券)
■
吉祥寺の上映では、同級生を呼べたけど、本当は、もっといろんな人たちに、来て欲しかった。
(今夜も、業界の中では重鎮レベルの方が来場されるんだけど、入れるかな)
今ごろになって、「あの人にも」「この人にも」という気持ちに、なってしまった。彼らが来られない、と思うと、さみしい。
昨日、俺が書いたのは、「俺だけが特等席から『新子』を見ているんだ」という意味よりも、「何人かの人たちにとっては、特別な体験と化してしまってますよね?」ってことです。
そういう意味では、一人ひとりが「規格外」の体験をした。
やっぱり、「一人ひとり、みんな違う」んだよ。
でも、まったくプレーンな状態で見に来て、「面白かったよ」「イマイチだったよ」って帰っていくのが、最強の観客なんだと思う。
本来、映画ってそれでいいと思う。「一回見りゃあ、十分だ」とも思うし。
んー、一回どころか、半分寝てても、いい映画は、いい映画だと思うな。
■
僕にとって、何が特別かって、隣県に住んでるママさんが「子供と2人で、行ってきました」と言ってくれたり、知り合って間もない方が「今日は、別の友達、連れてきたんです」とニコニコしてたり……、一時期は「広い館内に、観客3人」とか言われていたこの映画が、じわじわと広まっていったことなんだと思う。
ドカン・デーの、あの奇跡的な青空も、僕とっては、映画のワンシーンとして欠かせないし。
赤い紙が金魚になったように、僕にとって貴重な、いくつかの映画は、映画以外の何かに変貌していった。
ほかに呼びようがないから、「映画」と呼んでいるだけで、おそらく、それらは感触であったり、独特な感情であったり、そして、すべてが心地よいとは限らない。
愚鈍な僕らは、何でもカテゴリー分けして、点数をつけて、知った顔をしているだけで、でも、本当はもっと、言語を絶する体験をしているのだろう。
それらの体験は、DVDには焼けないんだよ。
■
明日5/1からは、静岡CINEMAe_raと新潟シネ・ウインドの上映が、はじまる。
CINEMAe_raの入場者特典は、公式ポストカードとカンバッジ(200個限定・3種類)。試作品を見せていただいたけど、すごく綺麗です。
新潟シネ・ウインド初日特典は、「マイマイサイコロ」ポストカード。 これは、組み立てると、けっこうカワイイよ。
そして、2週目8日の特典は、「くみたてひづる」ポストカード。
前売り特典の「おしゃれポストカード」セットは、もし残っていたら、バラで配るかも……と、一応、3週連続でプレゼントあります。
あと、吉祥寺のものと同じ「デカすぎるポスター」も展示中だそうなので、ぜひご覧ください。
「月刊シネウインド」はあるし、新潟は、盛りだくさん。
吉祥寺が終わっちゃうのは、さみしいけど、また、新たな場所で上映はつづきます。
今夜は、しみじみ感傷にふけろう。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)