■3月のメモ「シングル10枚」■
オーパーツ&超古代ミステリー 発売中
●ナスカの地上絵
言うまでもないが、ナスカの地上絵のことなんて、何も知らない。こういうのは、山と渡される資料を読んで、文字数に合わせて、書くのだ。
それが何で僕のところに来るかっていうと、「だって、廣田さん、書くの早いじゃない」と、それだけ(笑)。
それは、能力を見込んでくれてるわけだから、大歓迎だよ。
たいてい、俺と付き合いの長い編集者は、「廣田の原稿は早い」という理由で、依頼してくる。
その代わり、「あの時、助けてやったじゃん!」と、こちらが企画を持ち込んでも、ほとんど聞いてくれない(笑)。それでも、いいと思っている。
そもそもね、「アニメが好きだから、アニメの記事しか書かない」というのは、「仕事」じゃないんですよ。
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『マイマイ新子と千年の魔法』、佐賀シアター・シエマは大盛況だったそうで。
寡黙でハンサムな松尾P、里帰りだったんだねー。こういう話が、私は好きだ。東京ではニュースにならないが、佐賀ではニュースになる。
横浜ニューテアトルでも、最初こそ宣伝の不徹底に激怒したものの、知り合いのママさん が見に行ったら、子供さんにプレゼントをくれた、とかね。そういう話を聞くと、ぶっちゃけ、客の入りなんて、そこそこでいい、とさえ思ってしまう。
北見のシアターボイスは、来週から公開だが、現地でコツコツと、一人で、北見用のチラシを作成している方が、いらっしゃる。
(「見せてください」って、しつこく言ったけど、見せてくださらない・笑)
横浜ニューテアトルの件で激怒していた時の僕は、無理やりにでもヒットさせようとしていた。
けれど、それは事の本質を捻じ曲げ、結果的に、作品の価値を落としてしまうんですよ。
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昔聞いた話だけど、売れてないアイドル歌手のファンは、シングルを10枚ずつ買うとか……それは、何か違うだろう。本当は、10人のファンを増やして、全員がシングルを買った方が、アイドル歌手だって嬉しいだろうに。
ラピュタ阿佐ヶ谷へ『新子』を見に来てくれた人が、今度は渋谷へ、二回目を見に行ってくれた。「あ、ファンが一人、増えた」と、嬉しくなる。
(今週は11時からの回のみで、25人ぐらい入っていたとのこと)
吉祥寺バアスシアターでも上映が決定したが、まだ渋谷アンジェリカで上映中なので、バウスさん自身、気を使っている。アンジェリカさんの興行を邪魔しやしないか、と……。
私も、あまり大騒ぎしないよう、自粛している。
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そろそろ、発売されている頃だろうと思い、駅前の本屋に『ナチュン』の第6巻を探しに行った。第6巻どころか、『ナチュン』そのものが置いてなかった。
「たはは、そりゃ、あんな異常なマンガ、売れないもんなあ」と苦笑して、吉祥寺特集の「Hanako」を買って、帰宅。
同級生のmariko氏がプロデュースしたBal Boccaが、載っているらしい。
mariko氏、何度も『新子』を宣伝してくれてる割に、まだ見てくれない(笑)。今度こそ、頼んますよ!
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えーと、書いちゃっていいとおもうんですが、新潟シネ・ウインドさんは、『新子』のためだけに、「マイマイにいがたクラブ」という団体を立ち上げます。
かなり大規模な宣伝を展開するそうなので、新潟方面の方、期待していてください。
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コメント
>10人のファンを増やして
年末からずっと「失敗した〜」と後悔していることが。
防府に帰省して「マイマイ新子と千年の魔法」を観るために親子(切り離し無効)チケットを2枚買っていたものの、夫は帰省についてこなかったので代わりに3回目の鑑賞になる姉を連れて行ったんですよ。
でも姉は自分で買ってでも行きたかったんだから、観た事がない友人を誘えば良かった〜。そしたら、その友人の友人の数だけファンが増えたかもしれないのに。
シングルを10枚買ったファンの中には、それを配って聴いてもらった人もいるのかも?
投稿: kyasリン | 2010年3月21日 (日) 01時44分
■kyasリン様
>シングルを10枚買ったファンの中には、それを配って聴いてもらった人もいるのかも?
なるほど(笑)
その発想は、なかったです。それだったら、10枚買った意味がありますね。
>友人の友人の数だけ
今度、浜松で、そういう状況が生まれるかも知れないじゃないですか。
だけど、お姉さん、すでに3回目というのが、何気にすごいです(笑)
親子券というのは、防府だけかなあ。
投稿: 廣田恵介 | 2010年3月21日 (日) 16時08分