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2010年2月28日 (日)

■署名は本日28日いっぱいで終了です■

レコミンツ Side-Bさんで、土日のみ署名受付中の「新座のシネコンで『マイマイ新子と千年の魔法』を上映するママたちの会」が、ネットでの署名を開始しました!
「用紙をダウンロードして、署名する」という形式です。
http://spreadsheets.google.com/ccc?key=0AmPEpV89BzobdG1zR1g0VzN6QnFRUHZXenRCQm1xa2c&hl=ja
用紙に入力したデータか、出力して手書きしたものをスキャンして、こちらまで送ってください。
この方法なら、PCを持ってない人へも、回覧できるわけですね。

この署名は、3月2日のシネコンとの交渉日以降も、続けていくそうです。
「戦いとは、常に二手三手、先を読んで行なうものだ」のお手本ですね。ほかにも、彼女たちは、新座近辺の小中学校だけでなく、図書館などの公共施設も味方につけようと、地図を広げているそうです。

やや牽強付会になりますが、これこそ、僕の始めたネット署名の幕引きにふさわしい現象じゃないか、と思うのです。
僕は、「とにかく、上映を長く続ける」ことを、目標に掲げました。僕以外の人たちが、それを具体的に引き継いでくれているのだから、これで良かったんじゃないか、と……。

そして、署名の終わる次の日に、僕は幹事会社のエイベックス・エンタテインメントに署名を持って、行ってまいります。


2009年12月3日、『新子』上映2週目が終わろうとしていた頃、僕と片渕監督は、「ネットで増えてきたファンたちの声を、何とか集められないか」と話していました。あまりに動員が悪く、上映打ち切りが決まりつつあった頃です。
(実際には、この日から2週間を待たずして、新宿ピカデリーでの上映は終わり、19日からラピュタ阿佐ヶ谷の「マイマイ・ナイト」が、始まります)

監督は、どこか場所を借りて、集会のようなものをやりたいと考えていました。
それに対して、僕は数で残せるもの、記録として活用できる方法を探していました。それで、「ネット署名をやりたいのです」と、提案したわけです。
『新子』の興行収入は、初日からの3日間で、1002万1900円。動員、8354人。これに対して、続映を求める声が1万人では説得力がない。それで、「最低目標として」、倍の2万人と決めました。
とにかく、初日3日間の動員をこえる数字を示して、製作委員会を翻意させるしか、打ち切りをくい止める手立てはないと思っていましたから。だから、期間も「2ヶ月」と急いだのです。

ところが、ラピュタ阿佐ヶ谷を皮切りに、年を越えて、各地での上映がつづいているのは、ご存知の通りです。
署名を決めた当時は、とにかく「全国のシネコンで終わったら、何もかも終わり」という状況だったんです。あの当時の絶望感といったら、そりゃあもう……。


また、「署名活動まで行なわれているアニメ」という言葉が、各ニュース・サイトで枕詞のように使われたのも、嬉しい誤算でした。『新子』復権のキーフレーズとして、役立ってくれた。
そして今、「署名活動の起きたアニメ」という言葉は、誰も使わなくなりました。そういう意味でも、署名活動の役割は終わったのだと思います。具体的方法を模索すべき時期に、入ったのです。

いま、続映の働きかけを行なっているのは、新座のママさんたちだけではありません。
結局、監督の望んでいた「せめて、春休みまで上映できないか」という希望は、5つもの映画館で、達成されることになりました。署名を始めた当時は、「春休みなんて、とんでもない……」と、ため息をつくしかなかったんですよ。
いま振り返ると、ウソみたいです。そんなに長く上映できるはずがない、と誰もが思っていましたから。


目標人数2万人という読みは、甘すぎたと反省せざるを得ません。
上映館が増えつづけているとはいえ、『新子』は資金回収できていませんし、依然として厳しい状況がつづいています。
まったく上映されていない地域も、まだまだ多いです。
渋谷シネマ・アンジェリカは絶対に失敗できないので、チラシを刷っては、配っています。

詭弁と言われようとも、僕は最後まで、数にこだわります。署名者数は、1500人台で終わろうとしています。
でも、最初は1人だったんです。

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コメント

こちらでは初めまして。
mixiでは、FANKSバンババンと名乗っております、
ごんちゃんさんと一緒に新座での上映運動を行っている者です。

ダウンロード署名の紹介、ありがとうございます!
提案いただきましたラピュタ阿佐ヶ谷からの推薦文も頂くことができ、少しずつですが前進しています。
どこまでできるか分かりませんが、頑張ります。

投稿: ガンバ春雨 | 2010年2月28日 (日) 00時27分

■ガンバ春雨様
いえ、あなたの頑張りには、心から敬服しています。特に、「誰に向けて」「何をしたいのか」と目的が明確である点、自分と照らし合わせて、恥ずかしくなってしまいます。

>提案いただきましたラピュタ阿佐ヶ谷からの推薦文

僕、そんないい事、提案しましたっけ。
ああ、メッセージ見たら、「ラピュタを味方につけては」と書いてありますね。

それを、一日で実現させるてしまう行動力が、また見事です。

今まで、この映画はオッサンに支えられていました。主婦・学生とわず、女性層にバトンタッチできれば、今度こそ救われるかも知れません。

投稿: 廣田恵介 | 2010年2月28日 (日) 01時33分

全国公開から3ヶ月も経ってなお幾多の上映の予定がある今の流れは、間違いなく廣田さんの働きかけがあってこそだと思います。
荒れ狂う激流があったこそできた新しい川、そんなふうに感じています。
多少協力させていただいていますが、僕なんかその川を流れる一滴の水に過ぎません。
この偉大な川から新しく生まれている支流を見るにつけ、感謝の気持ちでいっぱいです。
憎まれ役を自負されている廣田さんには似つかわしくないのかもしれませんが、この区切りの日にあえて言わせてください。
ありがとうございました。

投稿: かみぃ@未完の映画評 | 2010年2月28日 (日) 01時33分

■かみぃ@未完の映画評様
いつも、充実した上映予定表を参考にさせてもらっています(公式サイトの劇場情報は、完全にサボりモードに入ってしまいましたね。宣伝会社の範疇ではないので、彼らも苦慮しているようです)。

まだ『新子』は赤字作品だし、小さな小屋で人が入っても、焼け石に水なんです。上映の決まっている映画館のうち、宝塚シネ・ピピアは、リクエストしたファンの声が実ったものでしょう。
でも、それ以外は、どういう目的で上映しているのか……「ひょっとして、在庫処分じゃないよね?」と疑いたくもなってしまうのですが、まがりなりにも「続いている」のは、確かに奇跡的です。
でも、そうした動きはやっぱり、僕とは関係ないですよ(笑)

あと、22時間で、短かった署名期間は終了します。あとは、製作委員会との話し合いです。
……1人はしんどいので、なるべく仲間を見つけた方がいいです。何事も。
かみぃさんのブログの言葉には、何度か元気づけられました。ありがとうございます。

投稿: 廣田恵介 | 2010年2月28日 (日) 01時59分

「それ以外」の映画館サイトを見るとなぜか共通してる印象があります。「負けるもんかいね」と、何かと戦ってるように感じます。

横浜のケースでも傍から見ると首都圏と言う大雑把なくくりで考えてしまいますが、実際はもっとローカルレベルの伊勢左木町の地盤低下を繰り込まないと分からない。現地に行かないと理解できないニュアンスがあると思います。
地方の場合はなおさらそうでしょう。単純に掛かった映画の興行成績云々だけではおそらく理解できない。
都会にいるとミニシアター系はアートもしくはマニア向けとしてビジネスが成り立ってるので当たり前の事に思えてしまうけど、地方だと事情は複雑なのかもしれない。いろんな戦略や差別化、ポリシーの選択の結果ミニシアター的な番組になるということなのかもしれない。

ついつい我々はマイマイ新子側の事情だけで物事を考えがちだけど、目的があるとしたらこちら側の事情とはあまり関係ないところにあると思います。

投稿: zapo | 2010年2月28日 (日) 08時08分

■zapo様
なかなか、鋭い指摘ですね。
確かに、僕などは「ラピュタ阿佐ヶ谷が満員だったのに、どうして横浜は入らない?」と考えてしまいます。しかし、よくよく調べてみると、「黄金町映画祭」なんてイベントまであって、伊勢崎町ならではの文化があるらしいんです。そうしたら、阿佐ヶ谷の定規では、測れませんよね。
大阪シネ・ヌーヴォでも、「大阪にはレイトショー文化が根づいてない」と、初めて聞く情報が入ってきました。

地方だと、単館系の集客率は10分の1だとも聞きました。すると、配給会社とのやりとりで、満席でなくても、収支が合うのかも知れません。
念願かなって、地元映画館で上映されたら、お客さんが1人だけだった……という例も、過去作では聞いてきました。
もちろん、まったく制作費の足しにはならないんですよ。それなのに、上映する理由は何だろう?と考えます。

>マイマイ新子側の事情だけで物事を考えがち

うーん……ファンは、「うちの近くで上映してくれ」で、一向に構わないと思いますよ。
僕は、もう少し落ち着いた気持ちで、どういう戦略で上映を決めているのか、松竹さんにお聞きしてみたいです。批判という意味ではなく。

投稿: 廣田恵介 | 2010年2月28日 (日) 13時40分

廣田さんの仰るとおり、この署名は間違いなく「『新子』復権のキーフレーズ」だったと思います。
いや、過去形ではないですね。これからもずっと、この作品が素晴らしいものであり、その復権を願う人が沢山いることを証明し続けるものだと思っています。
かみぃさんも仰っていますが、廣田さんは望まれないかもしれない。しかも僕は過去形で言いたくないんです。不躾かもしれませんがお許しください。
ありがとう。

投稿: silver_copper | 2010年2月28日 (日) 14時38分

■silver_copper様
少しは自画自賛しないと、僕も笑って終われませんからね(笑)。
3ヶ月前、署名開始したばかりの頃は、「もうすぐ全国的に上映終了」で、壊滅的状況でした。

願わくば、新座のママさん会のように、ファイトのある人たちの行動が、各地で活性化してくれれば、たいへん報われます。
それが、署名活動の「質的成功」だと信じています。……そう思わなければ、やっぱり、やりきれない(笑)

今後は、裏方に徹します。
人から感謝されるのは、これが最後かも知れませんので、お言葉は、ありがたく受け取っておきます。

投稿: 廣田恵介 | 2010年2月28日 (日) 17時17分

中野の署名が二日間で40名集まったようです!
皆さんありがとうございます!
嬉しいです. . . 明日の交渉に役立てます!
廣田さんの署名も!

投稿: ごんちゃん | 2010年3月 1日 (月) 17時36分

■ごんちゃん様
えっ、40人も?
新座のために、中野で、しかも土日なのに……。みんな、どうかしてる(笑)

今日も、エイベックスで「新座のママさんたち、凄いっすよ」と話してきたところです。

投稿: 廣田恵介 | 2010年3月 1日 (月) 20時54分

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