■1月のメモ「池田節」■
30日発売の「アニメージュオリジナル」には、僕と監督合作による『マイマイ新子と千年の魔法』ミニ特集があります。監督は、キービジュアルを自らつくってくださってます。
あの絵は、ぜひ、皆さんに共有して欲しいので……。
「今朝はアニメージュオリジナル用に新しい場面カット作らなきゃ。新子と貴伊子のポーズいいところ同士を組合せて再構成しないと、あの画にならないのだった。」
待ってますよ、監督! 350dpiでお願いします。
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池田憲章さんが、談話室オヤカタのブログで『マイマイ新子』の宣伝をしてくださいました→こちら 応援団長というつもりは、まったくないんですけど……。
池田さんご自身、ラピュタ阿佐ヶ谷で『マイマイ新子』をご覧になったそうで、電話でいろいろ語っていただきました。「冒頭で、防府の町が画面いっぱいに映るでしょう? あれは、ようするに新子が知覚できる範囲、子供の世界だ!」
「ラストで、その子供の世界から、あっさり新子が出て行くのは、喜ぶべきことなんだよ。だから、みんな笑顔なんだよ!」と、池田節で『マイマイ新子』評が聞けるとは、思いませんでした。
ラピュタ阿佐ヶ谷ですが、22日(金)はコトリンゴさん、23日(土)は村井秀清さんの舞台挨拶です。22日は、混みそう……でも、どうしても行きたい。
平日は、20時ぐらいでも席がある(朝から並ばなくても大丈夫)ので、けっこういい感じなんすけど、週末はどうかなー。
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仕事のことでも、書きますか。
EX大衆 2月号 本日発売
●機動戦士ガンダム モビルスーツ完全図鑑38
前回のキャラクター相関図が、アンケートで評判よかったらしく、今度はカラー8ページで、モビルスーツ。
ラーメンズの片桐仁さんのインタビュー付きで、「なんかモビルスーツっぽいポーズ、お願いします」と言ったら、マスターグレードのザクVer.2.0の箱絵の横のポーズをとってくれた。
こういう雑誌で、こういう記事を書くときは、ガンダム音痴の編集の話を聞いた方がいい。「あの戦車みたいな緑色のやつも、載せようよ」と言われたら、とにかく従う。それは、編集なりのビジョンであって、記事がヌルくなったら、それはライターの責任。人の話をよく聞く、意図を汲むことが、ライターの仕事。
TSUTAYA半額デーなので、仲里依紗の映画でも借りてこよう。借りられてたら、谷村美月にしよう。
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コメント
画像原版できました!
一度撮影部に回して、スムージング処理をかけます。
投稿: 片渕 | 2010年1月15日 (金) 12時10分
■片渕様
ありがとうございます!
ページのトップを飾るのは、あの絵しかないと思います。
お手間、とらせました。
他の場面カットも、今までほとんど載っていなかった(というか、月刊アニメージュ以外に『マイマイ』の記事って、あったんでしょうか)、いいカットを選びました。
記事タイトルは、「マイマイ新子と千年の魔法、その後」です。カラー2ページです。
投稿: 廣田恵介 | 2010年1月15日 (金) 12時16分
元々本編用素材なので350dpiは無理かもしれません。
もう少ししたら、発送しますので、ちょっと見てみて下さい。
アニメージュ以外の雑誌だと『キネ旬』『クロワッサン』にも載ったことは載ったんですよね。それぞれ高樹さんメインの記事として2pくらいで。
それから『クロワッサン』の本上まなみさんコラムでも取り上げてもらいました。
投稿: 片渕 | 2010年1月15日 (金) 13時11分
■片渕様
>元々本編用素材なので350dpiは無理かもしれません。
デザインで、何とか対応できると思います。
お手数おかけします。
>『キネ旬』『クロワッサン』
あと、『ピクトアップ』の福田麻由子さんインタビューもありましたね。
しかし、アニメ誌では……。僕も前回の反省があるので、タイトルをしっかり見せて、キャッチーな場面カットを選んだつもりです。
何しろ、まだ上映中の作品ですから。退役寸前のギャラクティカが、最前線に復帰したようなものです(笑)。
投稿: 廣田恵介 | 2010年1月15日 (金) 13時25分
そうです。
BS75ギャラクティカの心こそ、我々の心です。マーク2だて整備すれば戦える!
投稿: 片渕 | 2010年1月15日 (金) 17時13分
アニメージュオリジナル、楽しみにしております
あとは「アニメーションノート」誌あたりでマイマイの濃い特集が実現するといいのにな、などと思っております。
投稿: Miya-P | 2010年1月15日 (金) 20時43分
■片渕様
ギャラクティカを例に出して通用する人は、なかなかいませんよ(笑)。
ペガサスのように、最新鋭でも腐敗した艦もありますしね……。
■Miya-P様
「アニメーションート」は、すでに休刊となっています。もし刊行中であっても、無視するか、愛のないやっつけ記事になったと思います。あの編集部の腐敗ぶりは、一冊の本になるぐらい、酷かったですから(笑)。
アニメージュオリジナルの記事は、期待してください。メイキングではなく、ルポのような感じですが。
投稿: 廣田恵介 | 2010年1月16日 (土) 13時58分
えーっ、アニメーションノート休刊だったのですか
それは全然知りませんでした(恥)
IG特集でも劇団イヌカレーのユニバースとか他じゃ特集しそうもない作品や、今更かみちゅ!を取り上げていたので結構好きだったのですが(確かに記事はちょっと浅かった感じでしたが)
キャラ☆メルも化物語特集とかで売れてるのかと思ったら休刊告知してたですからねー
あくまで休刊でリニューアルお待ちくださいとは書いてありましたが・・・
投稿: Miya-P | 2010年1月16日 (土) 21時54分
■Miya-P様
いえいえ、アニメーションノートは休刊になって当然です(笑)。
悪は滅びる、の典型例です。
逆に「キャラ☆メル」休刊は、初耳です。来年夏をメドに……と書いてありますが、一年以上先じゃないですか(笑)。
『化物語』は、どんな特集やってんのかなあ。ちょっと気になってきました。
投稿: 廣田恵介 | 2010年1月16日 (土) 22時35分
まさかの5ヶ月前の記事にコメントですが、休刊してた「キャラ☆メル」が「キャラ☆メルFebri」としてリニューアルして7/24発売みたいですね。
http://twitpic.com/1wzp7h
本音で語るクリエイターマガジンって、ホントにそうだったら面白そうです。
投稿: zapo | 2010年6月18日 (金) 13時06分
■zapo様
まさかの7ヶ月後に復活ですね。
>本音で語るクリエイターマガジン
以前から、インタビュー記事は多かったと思います。
作品に偏りがあったというだけで(笑)
雑誌(というか定期刊行物)がなくなる理由って、「売れないから」なんていう単純な問題じゃないんです。
私の知るかぎりでは、人的問題のほうが多いですね。
反面、つづいている雑誌には、それなりに裏づけがあるんですね。
投稿: 廣田恵介 | 2010年6月18日 (金) 15時37分