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2010年1月13日 (水)

■1月のメモ「17回目」■

アキバBlogさんに取り上げられ、いきなり話題になってしまった『メガゾーン23』同人誌「フェスティバル・タイムズ」
もう初回委託分は、売り切れでは……と思われますが、私までメールくだされば、発行人に転送します。同人誌版「550 miles to the Future」も、通販希望の方には、お送りしました。一週間たって届かなかったら、メールください。


昨夜は、ラピュタ阿佐ヶ谷に行ってきました。『マイマイ新子と千年の魔法』、舞台挨拶ナシ、ごく普通のレイトショーです。
100112_20210001ロビーに置いてある「ご感想のーと」の文字は、ラピュタのスタッフさんが、ロゴに似せて書かれたそうです。いちいち、やることが可愛らしいラピュタさん。私も、上映後にちょこっと書いてきました。
原画も置いてありましたが、なんと作監修正(黄色い紙)と、動画へ渡すためのガイド(△の中にアイウと書いてあるもの)まで付いた本物です。カット袋から出した、そのまんま、といった感じ。これは是非とも、触っていただきたい。

昨夜も、ほぼ満席だったのですが、補助席を用意するほどではなく、上映ぎりぎりに駆け込んでくる方も、いらっしゃいました。平日なら、朝から並ぶ必要はなさそうです。

それで、最後列で見たのが正解で、カメラワークが手に取るように分かりました。
0507_3_00092それだけじゃなくて、もう17回目なのに、数十箇所に新たな発見がありました。ダムつくる時、貴伊子がカーディガンを脱いで、桑の木に引っかけてるんですよ。これ、気づきました? でも、そんなディテールのことだけじゃなくて、やっぱり圧倒されるんですよ。映画全体に。
知っているシーンばかりのはずなのに、「えっ、今のカットって、何かすごいこと言ってない?」と、思わぬところで愕然とするんです。この文法を、誰か読み解いてくれって感じ。

だから、「まだ完全には見てない」感が、すごくある。コトリンゴさん(22日金曜日に舞台挨拶決定)の主題歌に、「君にだけ 教えてあげる たからものの 隠し場所」……この歌詞が、すべてを語っています。やっぱり、この映画は一万年後に残さないと。


それで、関係者の方とも話しまして、そうそう悪い話ばかりでないことも、分かってきました。
Maimai2個人的には、山口交通運輸対策室に「新子が表紙の時刻表が欲しい」とワガママを言ったら、ちゃんと送ってくれるとメールがあったこととか(笑)。ちゃんと大人の仕事してるなあ、と思うんですよ。それだったら、もう三泊四日ぐらいで、観光に行きますよ。

各地の映画館で個人で「上映できないか」と働きかけている方が、何人もいらっしゃいます。そうした方々から話を聞くと、問題点もはっきりしてきますが、ちゃんと解決策も見つかります。
あきらめないで、近くの映画館にリクエストしてみることです。私は遠くの映画館にリクエストしましたが(笑)、それでも話の糸口は、絶対に見つかります。


もう、実写版『ヤマト』は、和製『ギャラクティカ』にしかならないだろうから、頑張ってね、という気持ちになってきた。

↑これ、実写版『ヤマト』の予告編にソックリなカットがあるんだけど、そこまで同じにするんなら、期待してますから、頑張ってください、と応援するしかない。
でも、『ギャラクティカ』のほうが先なんだよ!とは言いたい。Wikipediaを見たら、山崎貴監督は「非常に明るく温和な性格で、怒鳴ったり怒ったりすることはほとんどない。」
じゃあ、怒れないじゃん……。

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コメント

何より『ギャラクティカ』は撃つのが機関砲とかの実体弾であるとこが燃えますね。
『ヤマト』はパルスレーザーとかなんだから、弾着のあり方とか、違いを作れるはず、と思っちゃうんですが。レーザーを照射された標的が赤熱するとか、ですね。

投稿: 片渕 | 2010年1月13日 (水) 13時18分

■片渕様
昨夜も話していたのですが、片渕監督、次回はSFミリタリー物をやってください(笑)。オッサンばかりのやつを。「絶対、いいのが出来るよね~」と話してたんです。

『ギャラクティカ』は、クルーの装備している小火器も実弾なんですが、あれはどうも「ブラスター」と呼ぶのが正しいようです。どう見ても、現用の銃なんですけどね。

投稿: 廣田恵介 | 2010年1月13日 (水) 13時40分

>貴伊子がカーディガンを脱いで、桑の木に引っかけてるんですよ。
ここの流れはホントに素敵で
まだクラスメートに対しても遠慮気味な貴伊子がダム作りでどんどん開放されて行くんですね。「新子ちゃん、何作ってんの?」「島〜」「ああ、島かー」このさっきまでは全くなかったぶっきらぼうな言い方で、心のバリアが無くなってるのがわかります。そしてこの絵のシーン「この間は、ごめんね」に繋がる。ホントにいい流れです。
で次にダム池にくる時はクラスの子からお菓子をもらうシーンにもためらいが無くなって、更にひづる先生の結婚を新子がこっそり告げるシーンでは貴伊子も桑の実をむしゃむしゃ食べてる。もう映像で関係性がどんどん変わってるのがわかる、この演出が大好きなんです。

投稿: MIya-P | 2010年1月13日 (水) 16時43分

■MIya-P様
さすが、よく見てますね。言われてみれば、「描写」しかないんですよね。何か大きなエピソードで、貴伊子が溶け込んでいいることを説明するようなことは、一切してません。

>で次にダム池にくる時はクラスの子からお菓子をもらう

あのシーンも、すごく自然なんですよね。
友人が見つけたのですが、真新しい制服を着たときの貴伊子は、スカーフをしてますが、ラストシーンでは他の子たちと同じように、スカーフをしてないんです。
そこに、すでにドラマが生じてますよね。やっぱり、すごい映画だと思います。

投稿: 廣田恵介 | 2010年1月13日 (水) 17時51分

マイマイ新子、静岡報告。
MOVIX清水の二週目(16日〜22日)の時間が発表されました。

一日一回上映の19:10から。
22日の金曜日だけ、18:10です。


もしかしたら、
最初から2週目は遅めの時間でというプランがあったのかもしれませんね。
ホッとしましたよ。

投稿: ユキサダ | 2010年1月13日 (水) 18時59分

清水での上映時間、夜への変更は、ある意味朗報ですね。
集客に結びつくとよいのですが。


「SFミリタリー物、オッサンばかりのやつ」
いずれやりますよ(笑)。

投稿: 片渕 | 2010年1月13日 (水) 20時00分

■ユキサダ様
ある意味、以前に、ユキサダさんの出した要望が通ったってことですよね。
やっぱり、相手がシネコンでも、要望のメールは出してみるもんですね。
本当に、映画館のスクリーンを意識してつくられた映像なので、堪能してください。

■片渕様
利府では、昼に一回のみなので、同じMOVIXでも、いろいろあるみたいですね。
上のユキサダさんは、MOVIX清水に上映時間を深くできないか、メールしたんですよ。

>いずれやりますよ(笑)。

絶対、向いてると思うんですよ。飛行機の知識も、生かせるじゃないですか。えらく濃いものになると思います。
期待しています。

投稿: 廣田恵介 | 2010年1月13日 (水) 21時32分

ユキサダさんがアクションしてくださったんですね。
ユキサダさんにもMOVIX清水さんにも感謝の念でいっぱいです。

投稿: 片渕 | 2010年1月14日 (木) 07時13分

■片渕様
最初は「シネコンだから、何を言っても無駄じゃないの」と思っていたんですが、あきらめてはいけいなんだという事だと思います。

投稿: 廣田恵介 | 2010年1月14日 (木) 08時35分

私は急に清水に行きたくなりました。

投稿: 片渕 | 2010年1月14日 (木) 17時03分

■片渕様
奇遇ですね、私もなんです。
いいタイミングで、静岡関連の話が来ましたので、後ほどメールいたします。

投稿: 廣田恵介 | 2010年1月14日 (木) 17時54分

片渕さま、

こんにちは、初めまして。
とても見たいです!!
と、手をあげることは、
そう難しいことではありませんでした。
聞き入れられるか聞き入れらないかは別にして、見たいなら、手はあげつづけないといけないのでしょうね。

マイマイ新子もSFミリタリーも、
楽しみにしています。

投稿: ユキサダ | 2010年1月14日 (木) 18時03分

ユキサダ様

本当にありがとうございます!

実は、シネコン系については、僕自身、もうあきらめようとしていました。
「ひとりひとりの気持ちには価値がある」
なんて、自作で語っておきながら、この体たらくです。
でも、おかげで目を覚まされました。

投稿: 片渕 | 2010年1月15日 (金) 07時12分

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