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2009年12月 9日 (水)

■これは自分の好きな作品、あるいは防府を描いてくれた作品を守る戦いだ■

『マイマイ新子と千年の魔法』続映への署名、ありがとうございます。コメントは、すべて拝読しています。現在の情報を総合すると、やはり、まだまだ足りないのです。
配給・興行サイドが「数」を重視するなら、観客サイドも「数」を示すしかないのです。より一層のご協力を、お願いいたします。

【マイマイ新子と千年の魔法 続映希望署名サイト】
http://www.shomei.tv/project-1385.html
http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1385 ←携帯用

エントリのタイトルは、「ほうふ日報」誌を拠点に、海外での上映まで『マイマイ新子』を追いつづけてきた盟友・縄田記者の記事から、拝借しました。
縄田記者は、連日のように、署名活動のことを現地で報じてくれています。もちろん、誰かに頼まれたわけじゃない。言わざるを得ない状況だから、言うんです。


評判が広まっているのに、朝一回しかやっていないので、観られる人が、とても少ない。
伝わるべき人に、伝わっていない。回路が断線している。これはおそらく、アニメや映画だけの話ではないんです。社会全体の話だと思います。何も改善されないのは、僕らがだんまりを決め込んでいるから。だから、ナメられる。快適な状況を望むなら、声を上げないとダメですよ。
今まで黙りつづけてきたツケが、「朝一回のみ」「未上映地域多数」という惨状だと思います。

『マイマイ新子』は、いまだに気合いの入ったレビューがネットに書かれています。
ブログ「プカプカ散策記」の『全身で感じろ』、これは圧倒的です。『マイマイ新子』は、いったい僕らに何をくらわせたのか……魔法なんて、かわいいもんじゃなかったんじゃないか。やっぱり、もっと見たいよなあ。
「どうせDVDが出るから、そちらでどうぞ」とは、一言もいってないところも素晴らしい。「アニメってのは、DVDで回収するんだから、それでいいんだよ」と考える人は、システムに洗脳されている。
今こそ、観客サイドからモノを申すべきとき。「こんな状況は、もうウンザリだ」と。


「アニメージュ 1月号」は、奇しくも『マイマイ新子』ファン必読の号となっている。
61vkttnng4l__ss500_ひとつは 小黒祐一郎さんの「この人に話を聞きたい」で、片渕須直監督インタビュー。藤津亮太さんの「アニメの鍵」でも、『マイマイ新子と千年の魔法』。
今月号は、編集部に「見本誌くれ」などと言わず、本屋で買います。
小黒さん、藤津さん。署名へのご協力、ありがとうございます。氷川竜介さん、リンクを貼ってくださり、非常に勇気づけられました。

読売新聞8日号、『マイマイ新子』原作者の髙樹のぶ子さんインタビュー。
誌面では、髙樹のぶ子さんの記事の上が、マイケル・ムーア監督のインタビューで、彼はこう言っていた。「立ち上がって誰かとつながることが大きな力になる。誰もがその可能性を持っている」


まったく話題は変わりますが、コミケの話題。
Vol2_hyousiSikisiサークル【時祭組】は、通算三冊目になる「フェスティバル・タイムズ Vol.2」を発行します。
『メガゾーン23 PARTⅡ』特集ということで、板野一郎監督が全面バックアップ! 購入特典の「限定23枚のサイン色紙」も板野監督自らによるもの。

購入特典は先着23名様ですから、あっという間になくなると思います……販売は12月30日、西館1ホール「れ-15b」。
板野一郎さんの、歯に衣きせぬインタビューが壮絶で、ファイトが出ます

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