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2009年11月 5日 (木)

■11月のメモ「路上、その後」■

「コミケ落ちた」件で、何人かの方からメールをいただいた。中には、「金型にパンツを掘り込む話で、ピンときた人がいる!」という、嬉しい報告もあり。
よく、宗教法人の方が、小さなチラシを持って二人一組で立っていますが、何かを世に問うのであれば、あれでいいんじゃないか。手っ取り早い。
どこの誰とも知らないオッサンに、「てめえ、誰の許可を得て商売してるんだよ?」と言われてみたい。コミケでは、絶対に言われないよね。「なに、アニメ? フイギュア? オタクの本じゃん」とか、イケメンとJKのカップルに笑われるよ。路上では。
自分の表現物が、風に吹かれるとは、そういうことだ。

そうは言いつつも、チキンな俺は、同人誌関係ではないイベントに申し込みましたよ。個人参加なので、サークル名なんかナシで「廣田恵介」と書いたら、事務局から「間違いじゃありませんか?」と電話があった。だって、俺一人しか出ないんだから、「廣田恵介」じゃん(笑)。
67153621ただ、そのイベントは来年開催なので、12月の初売りはフリマが見つからなければ、路上だねえ(笑)。この同人誌の実質は、「私の詩集」だから。ポエムの書きかたも載っているし、新宿でよく売ってる「私の詩集」だね。
特に、7ページほどの短編小説は「私の詩集」っぽいな。
チラシの予告とはぜんぜん違ってしまって、「プラモ恋愛小説」になったんだけど、深夜のファミレスや雨に濡れた国道に痛い思い出を持つ(精神的および肉体的)童貞諸君にオススメの、殺伐とした恋愛小説だ。
やっぱり、こういう本は路上で売るべきだと思えてきた。

そんなことを考えていたら、最初に「うちの卓で売りませんか」と言ってくれたサークルの方が、「路上で売るなら、二人一組でないと、トイレに困りますよ」とアドバイスをくれた。あー、なるほどね。でも、一人で売るところがいいんだよ。


『マイマイ新子と千年の魔法』のサントラ、到着。
091105_13180001あんまり予約特典とかに興味ないんだけど、片渕監督ですら手に入らない、限定50枚の手づくり色紙がね……これが欲しかったので、CRESCENTE MUSIC SHOPで購入。
この音楽聞いてると、監督のいう「ガーリー」の意味が分かるような気がするね。すごく品がいい。

そして、明日は日本工学院にて、片渕監督の特別講義。本編上映ナシなのに、二時間もあるよ! 最近、『マイマイ新子~』のために、学校にばかり行っている。


結局、僕らの営為とは、百鬼丸のように、生まれながらに失われたものを戦いながら取りもどしているのだと思う。喪失感のない人は、よくも悪くも「戦う」「悪あがきする」という概念そのものが、生まれながらに欠落している。

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コメント

 じゃあ俺、廣田さんの隣で
 売れ残りのCDとか売るわ(^^;;

投稿: 杉本晃志郎 | 2009年11月 5日 (木) 15時35分

送料は負担しますので、買う事できますか?
あと、以前作ったガンダムの本はまだありますか?あればそれもお願いします。1冊ずつ。

投稿: ごんちゃん | 2009年11月 5日 (木) 16時24分

■杉本晃志郎さま
ああ、歓迎しますよ(笑)。
こういう「路上販売」とか言い出すと、「法律上は○○でね、難しいと思うよ」と説教かます人がいるんですが、こっちは「売りたい」わけでね。順序が逆だろ、といつも思ってしまいます。

■ごんちゃんさま
ガンダムの同人誌も、あと数冊あります。
あと、送料はサービスします。なぜなら、銀行の振り込み手数料が不当に高いからです。500円振り込むのに420円とられるとか、バカみたいでしょ。

もう、500円玉を厚紙にはさんで、郵送してもらってもいいぐらいです。

投稿: 廣田恵介 | 2009年11月 5日 (木) 17時40分

送料はどのくらいかなあ?
それによっては500円玉を郵送しますが. . . 

投稿: ごんちゃん | 2009年11月 6日 (金) 00時05分

自分も通販していただけるのでしたら、ぜひともお願いしたいです!

投稿: new | 2009年11月 6日 (金) 00時40分

「深夜のファミレスや雨に濡れた国道」、そして「百鬼丸」。
なにかこう、それらの言葉がビリビリ来ます(笑)。

同人誌が買える時を今から楽しみにしています。

投稿: べっちん | 2009年11月 6日 (金) 01時21分

■ごんちゃん様
メール便のつもりだから、送料は80円ぐらいだろうけど、それだったらサービスの範囲内でしょう。
だいたい、商売だと考えたら、この本、2千円ぐらいしちゃうんで。

■new様
万人向けの本とは思いませんが、喜んでお売りします。

■べっちん様
おいおい明かしていきますが、小説だけでなく、インタビューとか四コマ漫画もあって、けっこうグダグダしてると思います(笑)。

実はアート系の、自作品オーケーのフリマもあるんですね。そういうところにも、積極的に(出来れば、日本のあちこち)売りに行きたいと思います。

投稿: 廣田恵介 | 2009年11月 6日 (金) 02時25分

恋愛が日常に対して垂直に立っているとするならば、成就しない恋、あるいはすでに失った恋だけが完全な恋なのでしょう。そして同じように、喪失を抱いた人間こそが完全なる人間なのではないでしょうか。大きな矛盾ですが、矛盾って素敵です。

深夜のファミレスで所在無い思いをするのも、嫌いではありません。本の完成を楽しみにしています。

投稿: ちえきち | 2009年11月 7日 (土) 15時50分

■ちえきち様
僕はこの小説を書きおえたとき、「だから、お前はダメなんだ」と自分に呆れました。
殺伐とした救いのないお話ですが、それゆえに傑作かも知れません。いや、傑作ですね。豪華キャストで映画化すべきです。

投稿: 廣田恵介 | 2009年11月 7日 (土) 18時08分

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