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2009年10月 1日 (木)

■10月のメモ「ロモ・ランプキン」■

何とか時間がつくれたので、雨の中、メアリー・ブレア展へ。
090930_14580001_2チケット買うだけで、10分待ちという混雑。なので、落ち着いて絵を鑑賞する雰囲気じゃない。こういう時は、自分が何を求めて美術館に来たのか、よく考えないといけない。……ディズニーと関係ない仕事の方が良かったね。混んでいたから、遠くからザッと見ただけだけど。

常設展は、70年代のスーパー・リアリズム・アートなんかが置いてあって、そこそこ面白かった。
だけど、「アート」「現代美術」っていうと、村上隆のうさんくさい顔が頭に浮かんでしまう。


GEOで、中古DVDが半額と聞いて、『シムソンズ』を購入。740円。
女優たちと映画とが、互いの欠点を補い合った、まことに稀有な作品。


「上原多香子 NHK」で検索していたら、「金はなくても夢はあった!  アニメ梁山泊物語」というのに行き当たった。10月24日放映。
スケベ心も、使いよう。


『マイマイ新子と千年の魔法』あれこれ……。
浅井典子さんのブログによると、防府で福田麻由子&水沢奈子、片渕監督と主題歌のコトリンゴを呼んでライブやるとか。防府、ますます行ってみたい。

しかし、サンスポの記事は、ちょっとな……。「イカで絆深まる」って、ぜんぜん『マイマイ新子』に関係ない。なさすぎる。こういう軽い記事が必要なのも分かるんだけど、映画へ興味を誘導するぐらいの仕事はしてくれよ。だから、マスコミはなめられるんだ。
確信を持って取材しないと、記者は、取材対象に振り回される。
『ギャラクティカ/RAZOR』のイベントの時も、しっかり作品に興味を持って取材している記者は、少ないと感じた。というより、作品見ないで帰っちゃう、テキトーな媒体が多かった。

そんな俺は、明日、『マイマイ新子』の試写会、三回目。ぜんぜん飽きない。


ちょっと『ギャラクティカ』の話題が出たついでに、シーズン3の最後にのみ登場した、ロモ・ランプキンのことを書きたい。彼は、人類の裏切り者であるバルター元大統領の弁護士を、自ら買って出る。
彼が登場した時の違和感は、「俺のギャラクティカ」のポンセさんが雄弁に語っている。以下、引用です。
51_02「しかしながらロモには、他のドラマで生み出されたキャラが
『ギャラクティカ』の中にポンッ!と飛び込んできたような不思議な違和感があります。
この「異分子」の登場は、愛着あるキャラクター達のドラマを観続けてきた視聴者に、ある種の“不安定さ”をもたらし、そして結局それが、SEASON3後半の緊張感を高める効果を生み出しているようにも思えます。」
まさに、その通り。本当に見事な考察。

『ギャラクティカ』を見ている人は、たいてい、アダマ艦長のように歳をとりたいと願う。
ロモ・ランプキンは、アダマ艦長と対照的だ。傲岸不遜な態度で人を怒らせ、平然とウソもつく。にもかかわらず、彼は、奥さんの飼っていた猫に手を焼いている。
その猫は、まるでランプキンの心の制御しきれない一部分が、一匹の生き物になったかのようだ。ランプキンは猫に困ってるが、どうしても手放せない。奥さんに未練があるからだ。ランプキンが、どうどうと弱点をさらしてからというもの、彼の尊大な言動のひとつひとつが、信用するに値するものに思えてくる。
「なあ、厄介だろ? だから、この仕事は面白い」「私はウソをつくのがとびきり上手いが、君は下手だ」など、セリフも振るっている。
日本語吹き替えの声優が、また素晴らしい。優等生のアポロを証人席に座らせ、思うような答えが得られないとき、「またぁ……」と愚痴るのがいい。日本語版のスタッフとキャスト、ほんとにいい仕事してる。「DVDが高い」なんて、俺は口が裂けても言えないね。

こういう生命力にあふれたキャラクターに元気づけられるだけで、このドラマは映画百本分の価値がある。多くの人は、作品を「評価」しようとするが、僕は作品に影響されたい。
最近は『ヴィンランド・サガ』の8巻がすごかった。アシェラッドというキャラクターを、一生、忘れられなくなる。

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