■8月のメモ「新規オープン」■
東京ウォーカー 09年9/1号 発売中
●『ホッタラケの島』 映画紹介
ほんの小さな記事ですが、どうしても「谷村美月」の四文字を書きたかったので、ちょこっと書きました。綾瀬はるかが主演だけど、彼女はキャラっぽい二次元ボイスも出せるから、「いつかアニメに出ればいいのに」ぐらいには思ってました。
谷村は『サマーウォーズ』で頂点を極めてしまったので、後は実写に専念して欲しい。仲里依紗も同様。あの体形が見られず、声だけなんて、俺は寂しい。
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編集者と打ち合わせ後、I 監督のスタジオへ、ご挨拶に。「ブログ、見てますよ。よくキャバクラに行く人だなあ、と思って」。いえいえ、最近は、行ってませんので。
しかし、I 監督の声は、声優をやってもいいぐらい深くて、いい声であることに気がつく。年輪のある声、というか。
その後、小学校の同級生たちと合流して、地元にオープンしたお店の開店パーティーへ。
ワインでいい感じに酔ったところで、やはり同級生の経営する焼き鳥屋へ移動。だらだらと三次会、四次会まで飲み歩く。
僕は感傷癖のある男なので、子供時代を共有した面々とは、しみじみ飲みたいのだが、彼らと飲んでいると、思い出とかノスタルジィとかが、どんどん踏み荒らされていく。この感じは、悪くない。
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酔いが覚めたところで、I 監督からうかがった話をメモっておく。
80年代に発売され、映画館でも上映された某OVA。僕は勝手に、16ミリで撮影して劇場公開時にブローアップしたんだろうと思っていたのだが、「いや、撮影も35ミリだったよ。ものすごく、デカかったから」。
その話から始まって、「納品の数時間前、ワンカット足りないことに気がついた」という話へ。「えーっ、そんことあり得るの?」というアクシデントだ。セルはある。でも、当時は撮影したら現像しなきゃならないから、もう間に合わない。どうしようか、って時に「そのカットなら、特報フィルムの中にありましたよ」と、編集マンが思い出した。そこで、特報フィルムのデュープ・ネガをチョキチョキ切って、本編に繋いだという話。
当時は、似たような事故が、いっぱいあったと思うんだよね。
工程がデジタル化された現在では、そういう物理的クライシスは、発生しづらい。その緊張感の欠如が、完成作品に出てしまうんだ、とのことだった。
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業界の方と話していて、「こんな話もありますよ」的に出てきた『ギャラクティカ』の映画化。ただし、僕が熱中している『ギャラクティカ』とは、まったく別の作品となるようです。でも、映画版の方がメジャーにはなるだろうから、「すごく評価が高いのに、観てみたらガックリ」なんて言われて、テレビ・シリーズにとばっちりが来そう。製作中止になんないかな(笑)。
『ギャラクティカ』といえば、『RAZOR/ペガサスの黙示録』の上映&トークイベントは、今週ですね。プレス席に、猫背のハゲが座っていたら、それが僕です。
本編は、日本語吹き替えの全長版を、サンプルで一足先に見ちゃいました。やっぱり、シーズン3を見終わったタイミングじゃないと、ちょっと「?」ってところがあるかも。でも、初めて見る人にも、『ギャラクティカ』の重厚さは十分に伝わるはず。
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ひさびさに、本日のティンカー・ベル。セガのプライズ物で、やけに大きなタンブラー。3センチほどのフィギュアが付いているが、そっちの方がグラマラスで、ティンクらしくはある。
どうも、タンブラー本体に印刷された黒目がちなティンクは、セガ社内で描き下ろした気がする(他のプライズ物にも、反転して使われている)。少なくとも、国内のデザイナーじゃないかな。
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