■8月のメモ「前日」■
いよいよ、コミケ(最終日の)前日となりました。
『フェスティバルタイムズ』は、「西地区/ほ‐24a」の【時祭組】にて、販売します。値段を書き忘れてましたが、一冊1,000円です。あと、『航宙ファン』も売ります。こちらは、500円。
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昨夜は、都内某所で、不思議な縁で出会った方々と飲み。
僕一人では逆立ちしても出てこないような豪快なアイデアが、当たり前のように出てくる。ただ、商業本でやるには、切り出すタイミングが難しい。
「猫と女は、呼ぶと来ない。呼ばない時こそ、やって来る」と言うが、これは仕事でも同じことだ。うるさく売り込むと、相手は引く。あきらめた頃、向こうから声をかけてくれたりする。それは駆け引きや戦略とは別で、企画にも運命がある、ということじゃないだろうか。
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仲里依紗は、ファンからは普通に「子豚ちゃん」とか、「子豚の貯金箱」とか呼ばれて、親しまれてるんだね。なんだか、ホッとした。
『アイランドタイムズ』の予告編を見てみるといい。少年と並んで座ってるシーン。やっぱり、仲の方が肩幅が30パーセントぐらい広い。ちょっと、ギョッとしてしまうぐらい、広い。そういうところを発見するのも、女優を見ていく楽しみだと思う。
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「伏線をしっかり、回収している」というのは、映画の評価ポイントになるんだろうか。どちらかというと、僕は映画という様式を使いながら、既存の価値観を破壊してくれることを期待している。なので、「映画の様式」がいかに完成されているかなんて、どうでもいい。
『サマーウォーズ』の感想を読んでいて、思ったこと。
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『犬と私の10の約束』は、適度にぶっ壊れた映画だった。ひとつのことしか考えられないというか、ある事件が起きると、進行中だった事件は忘れ去られてしまう。あらゆる難題が、容易に克服されていく脚本なので、最初から何もなかったと言えば、何もない。犬が出ているんだから、とにかく犬を見ろ。そういうことなら、かなり突き抜けた映画だ。
「俺、なんで、こんな映画を見たのかな?」と首をひねったのだが、藤井美菜が出てるからだ。ほとんど通行人に近い役だったから、気がつくのに時間がかかった。藤井美菜を説明する時、「長髪大怪獣ゲハラに出てた人だよ」と言わなくてはならないのが、ちょっと寂しい。
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モデラーのBUBBAさんのブログを、ひさびさに見てみたら、フィギュアを使ったアニメーションを作っていた。
「ぜんぶ見てられない」という人は、最後の方だけでも見て欲しい。ちょっと、まばたきする辺りね。髪だけでなく、体も動いてる。このエロチシズムは凄い。ダーガー的なものを感じる。実際には、二人がかりの突貫作業でつくったそうだけど、淫靡だ。作業中、どんな会話が交わされていたのか、ちょっと気になったりする。
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コメント
ウチのサークル(西地区ほ-41b「Club西風」)のすぐ近くだったんですね。気が付きませんでした。ご挨拶にも伺えず、大変失礼しました。
近々『化物語』の総作監とはプライベートで会うつもりです。彼はすごく忙しく久しく遊んでいないのですが、今度機会を作って飲みたいと思います。もしよろしければ、その際にはお声をかけさせて頂いても良いですか?
廣田さんとなら、かなり面白い話が聞けそうですw
投稿: ドラゴン山崎 | 2009年8月17日 (月) 13時52分
■ドラゴン山崎様
いえ、僕も西地区にお知り合いが沢山いると分かっていたのですが、「自分の売り場から一歩も離れない」と決めていたので、ちょっと失礼してしまったかも知れません。すみませんでした。
>近々『化物語』の総作監とはプライベートで会うつもりです。
ぜひ、お会いしたいですね。『化物語』は、放映前にキャラ表を見て、ひさびさに「可愛い」と思えたので……。
ただ、こういう話は公の場ですると、ご本人が気にされるかも知れません。もし決まりましたら、メールにてお知らせください。
投稿: 廣田恵介 | 2009年8月17日 (月) 14時18分