■夏コミ、田畑、カネゴン■
夏コミで売られる、『メガゾーン23』Evolving Magazine『フェスティバルタイムズ Vol.1』、最後の宣伝です。
今回は、きみづか葵さんの表紙。実は中にも、きみづかさん描き下ろしイラストがあります。
R-AREAによる、『メガゾーン23』のPART1とPART2をブリッジする連載コミック、『メガゾーン23』リアル世界年表、オリジナルTシャツのメイキング記事、4コマ漫画、『ロボテック』関連の情報、今回もプロアマ混在、石黒昇監督も、チラリと顔見せしています。
何よりイイのは、皆さん、かなり毒舌というか、商品や現状に対する不満を、隠さずに書いているところ。この自由奔放さが、同人誌の強み。
僕は、短編小説を書いたのですが、タイトル・ロゴを、台湾人の知らないグラフィッカがつくってくれた(笑)。これは本当に、思いがけない関わりで、その間を取り持ってくれた台湾在住の子が、表紙用のポエムを英語で書いてくれたり……と、なぜか太平洋をまたいだりもした本です。
(←内容一部抜粋)
●8月16日東京ビッグサイトコミッケマーケット76 3日目、西館「西地区/ほ‐24a」 サークル名【時祭組】にて。
前号(Vol.0)も再販します。
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田畑智子の数少ない出演作なので、『黄色い涙』を借りて見た。
しょっぱなから、香椎由宇が出てくるので、かなりお得感あり。でも、香椎という女優は「規格外」の役をやらせた方が、いい。この映画では、料理屋の娘なんだよ。庶民は似合わない。
「規格外」な役は、高橋真唯がやっている。軍人の家に生まれて、インテリなのに、頭がおかしくなっちゃった女の人の役。
この二人に加えて、田畑智子が出てくるんだから、どんな散漫な脚本でも、もう気にならないよね。田畑は、過去に主人公と一緒に漫画のアシスタントをしていて、元恋人……というか、最初のセックスの相手。いい役だ。しかも、現在は人妻。うーん、いい役だ。
どっかやっぱり、「残念感」を背負った役どころが似合うのが、田畑智子という女優。
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もう一本、田畑智子が二番目に名前を連ねている『ブタがいた教室』。
原田美枝子の演じる校長先生は、素晴らしくキュートな見せ場があるんだが、若い教師役の田畑智子は、まあとにかく出ない出ない。出たと思ったら、セリフは一言。何かその、遠慮したような役どころが、また田畑智子らしいんだよね。
あと、『コドモのコドモ』で主役を張った甘利はるなが、転校生役で出ていた。
クリスマスの日、男の子とちょっといい雰囲気になるシーンがあって、はにかんだ笑顔が、どこか本音を隠しているようで、なかなか良い。子役たちはアドリブで演技しているため、そのシーンも、地が出ちゃったのかも知れないけどね。
甘利の目標とする女優は、「谷村美月」だそうですが、うーん……考え直した方がいいね(笑)。
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凄腕モデラーの平田英明さんが、僕が原型を製作したカネゴンのソフビキットを組み立てて、色も塗ってくれた。やっぱり、平田さんほどの人が見ると欠点丸分かりだろうし、恥ずかしい。ちなみに、説明図は、「プラモのモ子ちゃん」の藤田幸久さんで、ちゃんと「原型/広田恵介」と手描きしてくれてる……なんか、夢みたいだ。
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