■抑圧は、創造に通じる■
『キングダムハーツ』のティンカー・ベルの非売品カードを、格安で入手。先日買ったパズルと同じ、振り向きポーズのティンクだ。マリリン・モンローを越える、誘惑媚態。
もう、このポーズ限定でグッズ集めするか? 基準を決めないと、キリないぞ。
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今年もまた、同人誌にかかわっている。
ヤケクソのように「今年は小説! 挿絵も自分で描く!」と宣言してみたら、本当にそうなってしまった。10年ぶりに、トレーシング・ペーパーを購入。不得手なメカの絵を、油性ボールペンで描いた。
この同人誌には、よく一緒に仕事している編集氏も参加してくれることになり、僕は、彼のページのイラストも描くことになった。
「原稿内容と照らし合わせて、ちょっとエッチな絵をお願い」と言われて、アイドル・グラビア風に、シャーペンでねちっこく描いてみた。どうも、それが意図どおりの絵に仕上がったらしい。友人のイラストレーター氏に言わせると、「中学生男子特有のドキドキ感が出てる」って。80年代の「DUNK」とか「BOMB」とかの「お姉さんと○○」コーナーみたい、だって。最高の誉め言葉だよね。
実直な編集氏には悪いが、大変、いかがわしい雰囲気のページになりました。めでたし。
僕のイラストの童貞くささは、美大を受験しようとして、挫折した経験に関係しているのかも知れない。
浪人時代のある日、美術系予備校を衝動的にやめて、日芸の映画学科を受けることにした。ガールフレンドと会うのを自ら禁止し、家で一人、悶々と受験勉強を続けた。英単語を覚えるために、スケベな例文ばかり考え出したりしてね。(抑圧は、創造に通じるのだ!)
おかげで、日芸には受かった。そしてその後、二十数年間、いっさい絵の勉強なんかしなかったのだ。それが、吉と出たのかも知れない。
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ソフ倫が、凌辱系ゲーム(例によって、定義が非常にアバウト)の製造・販売中止を決めた。
映画『RIZE』を見れば分かるが、自由を奪われた場所からは、反抗心と熱気に満ちた、新しく強い文化が生まれる。爆撃された街から、根深い憎悪が芽吹くように。そうした強力なアダルト・メディアが登場したら、欧米の人権ヤクザと日本の大手マスコミは、もう一度、我々の文化を粉砕しにくるんだろうか。我がもの顔で。なんだか、戦意をかき立てられる話だ。
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来週月曜~火曜、取材も兼ねて関西の田園へ……憧れの地。夜は夜で、また別の楽園を探すと思うが、一年ぶりの旅行だ。
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