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2009年6月16日 (火)

■くだらないものに感動し、人生を変えられるのは、10代の特権■

グレートメカニックDX 9 発売中
Gmdx_9
●ギャラクティカNOW Vol.5
●グレメカ人生波止場 第三回
●オヤヂ酒場
●『RIDEBACK』 高橋敦史監督インタビュー

あとは、ホビーコーナーで壽屋の「スペシネフ」のプラモデルを、例によってリキテックスで塗ったりしました。
「グレメカ人生波止場」は、意表を突いて音響監督の三間雅文さん。意外と、グレメカってアニメ誌ノリな部分があると思うんだけどな。雑談連載「オヤヂ酒場」は、これまた意表をついて『とらドラ!』。それと「ガンダム30年を振り返る」。『RIDEBACK』は、もう何回取材したか覚えてないけど、高橋監督のインタビューは新鮮でした。
今回、表紙はバルキリーなんだけど、ガンダム以外は初じゃないかな。


ある時はzipに固められてUPされ、ある時は海外の掲示板に全ページ貼られた人気同人誌『フェスティバルタイムズ Vol.0』が、いよいよ委託販売開始!
530626056_195しかし、今回は海外向けということで、昨年のコミケで売ったとき(一冊1,000円)より、やや高くなるとのこと。どうしても1,000円で欲しい、という方は……う~ん、まだ言っちゃダメみたい。
でも、石黒昇監督インタビューが、英訳されるという特典つきなので、海外の『メガゾーン23』ファンには朗報なんですよねえ。
お問い合わせは、Over Driveまで。


レンタルで『パコと魔法の絵本』鑑賞。
『ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け』が好きだった大学時代なら、狂喜したかも知れないコンセプトの映画だ。
あまりにストーリーが予定調和で、とってつけたようなラストにもガッカリしたんだけど、でも、こういう甘い映画に救われる精神状態って、必ず来ると思う。だから、今、俺が見てつまんないから、この映画に価値がないってことではない。

10代の頃に見て救われた映画を、いま見てみると「ダサっ!」てこと、よくあるでしょう。作品との人との関係は一定ではないので、それは当たり前のことだし、10代の自分が幼かったわけではない。むしろ、今より感性がシャープだったはずなのだ。
くだらないものに感動し、人生を変えられるのは、10代の特権と言ってもいい。
いい歳こいた大人ほど、過ごした時間の退屈さを作品になすりつけるからね。退屈なのは、あんた自身じゃないのか?と、俺はいつも思うよ。

『パコ~』に話を戻すと、パコ役のアヤカ・ウィルソンが、あんなベタベタな子役演技でなければなぁ……。土屋アンナの少女時代を演じた子は、一言のセリフもないのに、えらく色っぽかったんだが。中島哲也にスケベ心があれば、『キューティーハニー』は、この人に監督して欲しかった。


今号の「グレメカ」に載っているから、もう情報解禁だと思うけど、『ギャラクティカ』シーズン2は、ちゃんと日本テレビで放映されます(秋以降)。シーズン1の視聴率がえらく良かったそうで、放映中から決定していたそうです。

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コメント

中島監督の『キューティー・ハニー』はいいですね。あの色彩とポップ観、そして絶妙なポピュラリティー+毒素でやれば、かなり楽しい映画になりそうな気がします。

投稿: 渡辺トモヒロ | 2009年6月16日 (火) 01時36分

■渡辺トモヒロ様
ね? ぜったい見たいでしょ?
『バーバレラ』みたいな「ポップなお色気」になりそうでしょ?
でも、女優に愛着はあっても、欲情はしなさそうな気がするんです、この監督。

投稿: 廣田恵介 | 2009年6月16日 (火) 01時53分

女優に愛着はあっても、欲情はしなさそうな気がするんです、この監督。

↑この感覚わかります(笑)。
実際どうかは知らないけど、ペドロ・アルモドバル監督とかに近い「ゲイっぽさ」を感じます、この人の映像からは。

投稿: 渡辺トモヒロ | 2009年6月16日 (火) 04時10分

■渡辺トモヒロ様
一貫して女が主人公なのに、肉体的な興味なさそうですもんね。
軟弱なんだけどポジティブ、という妙なエネルギーは確かに「ゲイっぽい」ですね。

投稿: 廣田恵介 | 2009年6月16日 (火) 10時43分

>シーズン2は、ちゃんと日本テレビで放映
そりゃ良かった。あのシーズン1のフィナーレで幕切れじゃ、あんまりですよね(笑)。

投稿: ELLIE | 2009年6月18日 (木) 11時41分

■ELLIE様
でも、せっかく放映が決まっているのに、どこにも情報が出てないでしょう?
具体的な放映開始日が決まってから、正式発表ってことなんでしょうけどね。

投稿: 廣田恵介 | 2009年6月18日 (木) 13時09分

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