■同人誌、吉高由里子、Bクラブ■
最後の宣伝ということで、『メガゾーン23』トリビュート・マガジン『フェスティバルタイムズ』。コミケ最終日の30日、東5ホール、ペ-42a【時祭組】にて発売されます。石黒昇監督の(おそらく商業誌では無理レベルの)ぶっちゃけインタビューにも驚かされましたが、プロのイラストレーターがさり気なく参加しているのも見どころ(ペンネームの方もいらっしゃいます)。特に、木下ともたけさんのガーランドは、今までに見たことのないアレンジで「実写版やるなら、コレでしょう!」というぐらい描きこまれています。
今の同人誌のレベルがどれほどのものか分かりませんが、カラー36ページで1000円は安いのではないかと思います。時祭イヴの素晴らしいコスプレ写真も、この本のためにスタジオ借りて撮り下ろしたとか……他に、実際に稼動している『メガゾーン23』携帯ゲームの詳細も載っています。(←先着23名様にプレゼントされるポストカード。何のために描かれたイラストかは、本誌を読めば分かる仕掛け)
36ページ全部使い切った!というミッシリ感が嬉しい一冊(幻の同人誌「航宙ファン」も、【時祭組】ブースにて販売)。
今日は、頼まれてもないのにいくつか宣伝します。1月6日深夜より日本テレビで放映される『GALACTICA/ギャラクティカ』ですが、一番人気のグレイス・パークが1月19日のイベントに来場します。
一年前の今ごろ、まったくの偶然に出会った『ギャラクティカ』。とうとう、ここまで来ましたか……と言っても、まだまだマスコミ業界で「見てない」「知らない」人が多いので、ビックリしちゃいますが。
追加一本のグラビアポエムを書き終えたので、レンタルしてあった邦画を2本鑑賞。
池脇千鶴目当ての『ストロベリーショートケイクス』。デリヘル店を中心に、あれこれ悩みを抱えたお姉さま方の話。無様な不倫OLを演じる中越典子は、『おろち』よりコッチの方が良かった。中越典子とルームシェアしてる岩瀬塔子も良かった。特に、居酒屋で飲むシーン。飲みっぷりのいい女優が出てくれば、AOK(オールオーケー)。
吉高由里子目当てで『夕映え少女』。川端康成の短編を集めたオムニバス映画で、吉高のほかに高橋真唯に波瑠、いろいろ出演しているお買い得パック。『檸檬のころ』で谷村美月を蹴落とした波瑠はさすがにカッコよかったが、肝心の吉高が……この人は、抑制した演技、いわゆる腹芸は出来ないと思う。させる方が悪い。(←結局、特典映像のインタビューの吉高が一番よかった)
吉高は喋らせてナンボ。『転々』のインタビューで、「いつも部屋のすみっこで、三角形を書いてすごしている」と言う、そんな吉高由里子が好きだ。「どうして、丸じゃないんですか?」と突っ込んだインタビュアーもグーだった。
あとはケーブルで邦画ばかり何本か観たのだが……面白くない映画は、その日のうちにタイトルすら忘れてしまう。つまんなかった映画なんて記憶しててもしょうがないので、これはこれで効率いいんだろう。
「ユリイカ」誌、初音ミク特集の鈴木慶一インタビューを立ち読み。「ストレスはプロが感じればいい」など、興味深い発言多数。
他に古本通販で「Bクラブ」を二冊購入。読者の投稿作品(イラスト)が平然と4色刷りで掲載されているのもスゴイが、北爪宏幸氏と石井和夫氏、アニメーターとモデラーの対談(場所は設立間もないスタジオぱっく)がエキサイティング。読んでみると、湖川友謙氏の影響を受けた北爪氏は、立体物が手元にあるとありがたいとか、けっこう有意義。
(←同誌掲載のK.PIERO氏のラム。素晴らしい仕上がり)
いま、こういう異業種対談企画を実現させようとしたら、何かしらの販促を絡めないと無理な気がする。極端な話、当人同士が対談していいと思っても、メーカーの担当者が企画意図を理解できなかったら、窓口レベルで却下される。売り上げよりも面白さを優先する勘のいい担当者が聞いたら、「是非やりましょう」となるかも知れない。面白さが、結局は売り上げにつながるはずなんだけどね。
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