■詩人のつぶやき■
本日より、「談話室オヤカタ」の配信です。なぜか女優ウォッチャーとか呼ばれてますけど……今週は、谷村美月について。何を俺は、スケベなことをえんえんと語っているんだか。あ、グラビアポエムも朗読されてるな。しかも、まんまとスケベな部分のみを読まれちゃってるな。でも、ポエム集は本気で出したいんだよな。だって普通、読む機会ないだろう、グラビアポエムなんか。ネタとして、笑いながら読める詩集にしたいな。そのくせ、装丁は本物の詩集っぽいという。
今週後半、取材やら打ち合わせやらが立て込んでくるのだが、その前にグラビアポエムを3本書かないといけない。もう、編集者との電話のやりとりが禅問答になっている。「このページは、ポエムじゃないものを書いてほしい」「じゃあ、何書けばいいの?」「とにかく、ポエムじゃないもの」……こういう状況下で、しぼり出すように書いてるからね。
そんなこんなで、次週も「オヤカタ」ではグラビアポエムの朗読があります。女優語りコーナーもあります。
女優といえば、先日の日記に書いた『シムソンズ』。まだHDから消せずに、つまみ食いのように見ている。映画としては凡庸で薄っぺらなので、そのぶん役者が引き立つんだろうな。加藤ローサのオーバーアクトも、ここまでくると持ち芸だ。周囲の大人俳優たち、大泉晃も夏八木勲も、みんないい。音楽のセンスなんて最低なんだけど、この映画をつまんないと言い捨ててしまう人生は、つまんない。
藤井美菜はピンで映っているよりも、引きの絵で他の俳優とからんでいる方がいい。他の俳優に艶を与える女優だ。その一方、YouTubeで「受験生応援メッセージ」を見たけど、健全なことを言えば言うほど、男を誘っているかのような、よこしまなエロスが醸し出されてしまう。そのダーク・オーラが、これから生きてくるんだろうな。楽しみ楽しみ。
スケベといえば、ジョージ秋山の『WHO are YOU 中年ジョージ秋山物語』を読んでみた。 キャバクラに通っては「もう来ない」と言い捨てる姿に共感できるかなぁ……と思ったけど、この人は単にモテモテなんだな。おもろくない。誰が共感するものか。
昼過ぎに起きると、財布や名刺入れからどさどさ嬢の名刺が出てきて、夕方ともなれば一本や二本は通りいっぺんの営業メールが来るものの、どの店の誰か、一人も顔を覚えてない。「もう行くもんか」と思う。心から思う。
そうした孤立無援の心情が、俺にセンチなグラビアポエムを書かせるのである。
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