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2008年9月16日 (火)

■星間飛行の旅の終わりに■

グレートメカニックDX6 本日発売!
Scan20010
●『クローン・ウォーズ』レビュー
この映画の試写会の時にはちょっとした美談があって、試写状を持っている編集者が電車の運転遅延に巻き込まれて遅れてしまったんですよ。猛暑の屋外、「こりゃ間に合わないな」とうなだれていたら、宣伝会社の人が「以前に『エクスマキナ』を取材してくださった方ですよね? 試写状なんか無しでいいですから、入っちゃってください!」と。覚えられやすい顔で良かった。

●シャア・アズナブル in Z GUNDAM
以前に書いたシャア論が評判よかったので、これはシャア論の第二弾ですね。

●内田健二氏に聞くZガンダムの真実
なんと、僕のサンライズ時代の上司であり、現サンライズ社長の内田さんにインタビュー。他では聞けないぶっちゃけ話、これは必読。

●オヤヂ酒場DX
藤津亮太さんと、真昼間から飲みながらの放談コーナー。今回のお題は、『スカイ・クロラ』と『崖の上のポニョ』。俺が藤津さんの聞き役になってきてるので、もっと喋んないとまずいな(笑)。

●ギャラクティカNOW
勝手に応援連載第二回は、いよいよ明日17日より放映開始の『ギャラクティカ/シーズン2』の特集。先にシーズン2、全20話(字幕版)を見せてもらったけど、物凄いよ。シーズン1は助走に過ぎなかったんだと良く分かる。シーズン1の途中で飽きちゃった人も、シーズン2は絶対に見ないとダメだ。『ギャラクティカ』を見たあと、俺はマジで『スター・ウォーズ』のDVD-BOXを売り払った。お伽噺より現実を見ないと。『ギャラクティカ』を見て以来、俺の心の中は戒厳令状態ですよ。

●マクロスF CGメカアクション
CGIテクニカルディレクターの八木下浩史さんとプロデューサーの葛西励さんへのインタビューですね。いわゆるメイキング記事ではないけど、他誌には載らないような特選切り出しカットを用意していただいたので、メカ戦好きな方は必見!

今まで何誌も『マクロスF』特集に参加したり、時には自分ひとりだけで20ページも編集したりしてきたけど、それはやっぱり「絶対面白い」「面白いところを強調したい」というモチベーションがあったから出来たんだよね。そうでなければ、現場で喧嘩までして記事つくんないよ。程度の低い編プロのせいで、ぐちゃぐちゃにされた記事もあったので(別冊アニカンR)、真剣に怒ったら自動的に仕事が来なくなったしね。
でも、モチベーションがピークに来たときに、第12話の『星間飛行』のシ 080915_20250001ーンを放映前に見せてもらって……もう編集氏と二人で、ガッツポーズですよ。「このフィルムで30ページも特集組ませてもらえるんだ? もう誰が何と反対しようとランカの原画載せよう!」って言おうと思ったら、もう原画がカラーコピーで用意してあった(笑)。最高だよね。今でも捨てないでとってあるよ(原画そのものではなく、コピーだけど)。
寝た記憶がないよ。寝てる場合じゃないと思って、ずーっと原画を選んでいた。編集氏に「いい加減にしてください」って呆れられたよ。でも、寝てる場合じゃなかったんだよ。
僕自身もバカになっていたし、お話もバカのまま突き進むと信じていた。遅刻しそうになったアルトがバルキリーで登校するシーンぐらいあると思ってた(学校の屋上にあるVF-1を最終決戦に使ったら、いよいよ『ギャラクティカ』なんだけど……やらないよな、多分)。
第12話は、展開がバカで良かった。だって、『星間飛行』って、初めて聞いた瞬間にもう「思い出の曲」なんだもの。懐かしいんだよ、聞くたびに泣いてるよ。その曲にふさわしい、ほわ~んとしたエピソードになっていて、幸せだった。歌の力に支えられたお話だった。
偶然に偶然が重なって第12話の特集をやれて、本当に僕はラッキーだった。ライターや編集者って、作品とそういう関係を結べる瞬間がある……だから、僕にとっては第12話で『マクロスF』完! オヤジと若造が一緒に楽しめる、いい作品でした。

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コメント

ギャラクティカ、2話まで見ました。
艦長の台詞の一つ一つが胸にビンビン響いてきます。副長の「戦場に新兵などいない」も心にグサリ

マクロスFですが、前半の「今までのマクロスの美味しいところをくり貫いた楽しいアニメ」と言う部分ももちろん好きですが、今のマクロスも混沌としていて好きですね。例えは変ですがエヴァの後半部分の感じとよく似ているなと。ただこれは25話で〆ようとしているはなしなのか?と思っていますが。

投稿: セクター | 2008年9月16日 (火) 20時29分

■セクター様
『ギャラクティカ』は現場で苦労したことのある人間にはビシビシ来ますよね。ちょっと難解な話も出てきますが、シーズン2でビシッと伏線回収するのでご安心を。

>エヴァの後半部分の感じ

『エヴァ』の後半は、制作者が苦悶しながら道を探っているシャレにならない緊張感がありました。それが90年代の空虚さとシンクロしていたと思うのですよ。
『マクロスF』は何とか理解しようと努めているのですが、本気で意味・意図が分からないのです。

投稿: 廣田恵介 | 2008年9月16日 (火) 21時31分

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