■いいアニメというのは、ヒロインがいい■
EX大衆 10月号 発売中
●男泣きアニメ名作選
「泣けるアニメ」というテーマで、『スペースアドベンチャー コブラ』(松崎しげるの方)、『ジャイアントロボ』、『時をかける少女』、『風の谷のナウシカ』、『クレヨンしんちゃん』、『カウボーイ ビバップ』などから、ちょっとマニアックなシーンを抜粋。アニメの『ナウシカ』はラストが好きじゃないので、前半からちょっと地味なシーンを拾ってきたら、ちゃんと版元チェックをクリアできた。
そしてもちろん、『ゼーガペイン』を載せましたよ!
●愛ドルのリコーダー かの夏帆
●中村優 グラビアポエム
●浜田翔子&折原みか グラビアポエム
今月は3本。しかし、浜田翔子&折原みかの写真のエロさには驚いた。こういう凄い写真が来ると「ポエム、いらないんじゃない?」と思ってしまう。一生懸命書いたけど、この写真には勝てん。
女優は映画監督と、グラビアアイドルは写真家といわば「寝て」、女を磨くのだろうと思う。ポエムってのは、その恋愛的関係に物語という花を添えるんだ。
話を広げると、恋愛なんてのは犯罪なんだよ。犯罪的要素のない恋愛なんて、存在しないと思う。押井守は『スカイ・クロラ』で「自分を殺してくれる相手を見つけるのが恋愛だ」と屁理屈を言っていたけど、あながち間違いではない。心に秘密を持つのは、気持ちいいんだよ。
やっぱり、人生の前半でどんどん恋愛していった方がいいね。人生の後半は応用編なので、いちいち犯罪していられない。
話題は一転するが、アニマックスで始まった『機動戦士ガンダムZZ』が面白い。というか、カッコいい。主人公のジュドーが、『プラネテス』みたいなことやっているシーンから始まる。ハイザックの残骸を回収しようとしてあきらめたり、「暮らし」がベースにあるのがいい。「これがガンダムなら、高く売れそうでしょ」って、そんな粋な動機でガンダムに乗った主人公はジュドーだけだ。
第一話で新メカが出ないってのもカッコいい。疲弊したアーガマが怪我人だらけだとか、セリフのひとつひとつが世界を多角的にあぶり出していく。銃を持たされたジュドーが「重い」ともらすのも良かった。その一言で個人の持っている世界の狭さがパッと伝わる(広さじゃないよ、狭さだよ)。そのことを「リアルだ」っていうんだよ。
マシュマー・セロが出てきてから話は停滞気味だが、キャラクターの言動に強い一貫性があるので、ストレスはない。あとは、やっぱり原えり子が声やってるエル・ビアンノがいいね! ああいう、ダメな少年たちに自然と溶けこんでしまう男勝りの女の子は好きだな。『がんばれ!ベアーズ』のアマンダの系譜ですな。
いいアニメというのは、ヒロインがいい。これは絶対条件。『カリオストロの城』を評価してる人は、その評価の中にクラリス好きが混入しているはずだよ。映画で女優が綺麗なのと一緒ですよ。どうしてみんな、アニメと実写を分けて考えるのか、僕には分からない。
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