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2008年3月 9日 (日)

■ガンダム→エヴァ→ギャラクティカ■

俺の中では、年末あたりから「ガンダム→エヴァ→ギャラクティカ」な気分なのに、なかなか世の中がそうなってくれない。今月15日発売の「グレートメカニックDX」では、8ページの特集をやっているので、このブログでは「ギャラクティカがキテるぞ!」と言うのは控えていた。でも、そろそろ解禁だ。この記事を読んだ人は、何らかの方法で『ギャラクティカ』を観てほしい。
080308_01330001そうだ、FLIX増刊の「Enjoy! 海外TVドラマLife」に、プロローグである『序章』の前編がオマケDVDとして付いている。この『序章』は、3年ほど前にひっそり発売された『バトルスター ギャラクティカ サイロンの攻撃』というDVDと全く同じ内容なので、そっちをレンタルしてきてもいい。とにかく観るべし。

何しろ、設定がガンダム+イデオン。「戦争は膠着状態に陥り、8ヶ月あまりが過ぎた……」っていう、あのノリ+スペース・ランナウェイ。ターゲットは日本の80's世代か?と思うほど。主役のギャラクティカが、第一線を退く寸前の老朽艦ってのがいい。そういう、「あの頃」によく体験した“くすぐり”が、いっぱい入っている。
それと、「ガンダム→エヴァ→ギャラクティカ」の「エヴァ」の部分を説明すると、同時代性があるから。手法が似ているとか、そういう意味ではない。『エヴァンゲリオン』は90年代の病葉(わくらば)そのものだったと思う。だとするなら、『ギャラクティカ』は、9.11以降の「疲弊」そのものだ。何がいつ起きて、誰が敵で、何が正義なのか、もう考えることさえ放棄したくなるような「今」を描いている……だから、『ギャラクティカ』のカメラワークはドキュメンタリー・タッチだ。

企画自体が、往年のSFドラマのリメイクだから、ついついマニア人気ばかりがオーバーヒート気味なんだけど……このドラマは、世界の縮図なんだよね。NHKの「映像の世紀」を一気に観てズドンと落ち込んだときの、あの感じに最も近い。
一時期、「ポスト・エヴァがなかなか来ない」と言われていたけど、もう日本とかアニメとか、そっちから「来る」という期待感自体を見直さないといけない。「日本のアニメには、10年ごとにビッグ・ウェーブが来る」って考え自体が間違っている。そう思い知らされたのが『ギャラクティカ』だった。
今はまだマイナーな存在だけど、『ギャラクティカ』が流行らない日本ってどうなんだろう、と思ってしまう。まあ、そのへんの愚痴の続きは、15日発売の「グレメカ」誌で。

最後に、Super! drama TVへのリンクを。しかし、これこそ地上波で、ゴールデンに放送すべき。

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コメント

スカパーで放送中の旧シリーズも40代の目で見ると違った視点で観れて楽しいです。10代の視点では「戦闘シーンがいつも同じ」位の感想だったのですが(笑)。アポロの奥さんが亡くなるエピソードとか全然覚えてませんでした。現在囚人舞台が破壊工作に駆り出されているエピソードです。現代版は意外と旧作のエピソードに忠実です。でも脚本の深さは10倍位になってますので未見の方は是非ですね。

投稿: ハム船長 | 2008年3月 9日 (日) 05時37分

■ハム船長さま
旧作にも、囚人たちを駆り出すエピソードがあったんですね。逆に、なんでそこまで旧作をトレースしているのか、製作者の意図が掴みかねるところがあるのですが(笑)、やっぱり一種のチャレンジなんでしょうか。
旧作を知っていれば楽しみは増すのですが、しかしこれから観る人には「リメイク」ということは意識して欲しくないですね。

投稿: 廣田恵介 | 2008年3月 9日 (日) 13時00分

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