« ■スーパー歌舞伎とギャラクティカ■ | トップページ | ■永作博美とサシで飲みたい■ »

2008年3月15日 (土)

■グレメカ発売とギャラクティカ■

グレートメカニックDX4 発売中
10068138
●『マクロスF』 吉野弘幸さんインタビュー
シリーズ構成の吉野さんですね。ホントは「今」ウケるアニメについて聞かせていただいたんだけど、グレメカ向きではないので、そこはカット。

●ハイ盆栽「夢想、妄想、シャアの勝ち」 製作
これはもう、前号でシャアの記事を書いたもんだから……あれ以来、シャアを好きになってしまって……だから、シャアのドリームを立体化したジオラマですね。

●オヤヂ酒場DX
今回は、『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』と実写映画『ROBO☆ROCK』。そろそろまた、『ハチクロ』みたいにレールの外れた路線をやりたいんだけど、そっちは別の本で藤津さんとやっちゃったからなぁ(笑)。

●「全人類よ! バトルスター・ギャラクティカを見よ!」 構成・執筆
これ、第三特集なんだけど、実は今回のメイン(笑)。旧題『ギャラクチカ』を『ギャクチカ』と誤字ってしまったけど、山根公利さんを巻き込んで座談会やったり、もう誰にも止められない。たぶん連載決定。1シーズン12話まで見ると、「えっ、こっち行っちゃうの?」というアレレな展開で終わるんだけど……でも、やっぱり『ギャラクティカ:序章』の時点で、これは一生好きになると直感したからね。グレメカって、趣味丸出しではあるんだけど、「好き」ということに対しては、とことん厳しい。何度企画を出しても、愛が足りないと通らない。そんな本だから、『ギャラクティカ』をこんな程度で終わらせるわけがないよ、俺たちが。

『ギャラクティカ』座談会で言い忘れたんだけど、俺はどうも、艦内のシーンの“仕事感”が好きだ。現場感、というか。
080315_03140001今日で俺は41歳だけど、これぐらいの歳ともなれば、誰しも修羅場ってやつを経験しているはず(経験してないやつは、真面目に仕事してきてないね)。そこから逃げ出さず、どうやって最善の突破法を考えるか。『ギャラクティカ』の登場人物は職業軍人がほとんどだから、「仕事の現場」を描かざるを得ない。大統領のセリフにすら「大変でも、可能なら頑張ってやるしかないわ」なんて真理をついた言葉が出てくる。出来ない言い訳なんて、考えてられない。仕事が大変なんて当たり前。プライドなんて後回しだ。

いろんな要素の詰まったドラマだけど、作品の根底に誇りがある。それは勲章みたいにペカペカ光らせた安いプライドじゃない。その場で何をしたかだけが、その人間の価値を決める。

|

« ■スーパー歌舞伎とギャラクティカ■ | トップページ | ■永作博美とサシで飲みたい■ »

コメント

ギャラクティカは新情報とか入って来て既に座談会の内容が古いと感じられないか心配ですよ。でも見ていない人達向けの入門篇だと思えばね。妙に先走った内容だと自慢話になっちゃうし。
しかしオンエアのDVDをダビングして欲しいという人が多くて困ります。いまや情報は金で買う時代だというのに。DVDを焼く手間もかかるって想像出来ないかな。頓着無い業界人が多くて困ります。ソフトを貸してもダビングされちゃうし(笑)。

投稿: ハム船長 | 2008年3月15日 (土) 06時08分

■ハム船長さま
視聴しづらいのは、確かにネックかも知れないですね……でも、業界の方だったら見るための努力ぐらいして欲しいですよ。それだけの価値はあるはずですし。

>既に座談会の内容が古いと感じられないか心配ですよ。

見てる人は、もう日本未放映シーズンまで見てますし、まず知らない人にタイトルを覚えてもらいたいですね。他のどんな作品を見ていても、『ギャラクティカ』を見てないんだったら意味ないじゃん!とさえ思います。ひさびさに「見ないとヤバイ」作品ですからね。

投稿: 廣田恵介 | 2008年3月15日 (土) 13時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■グレメカ発売とギャラクティカ■:

« ■スーパー歌舞伎とギャラクティカ■ | トップページ | ■永作博美とサシで飲みたい■ »