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2007年8月14日 (火)

■一次コン■

EX大衆 9月号  15日発売
Ex_07_09 
●装甲騎兵ボトムズ完全図解 構成・執筆
カラー4ページで『ボトムズ』TV版を解説、新作OVAも少しだけ紹介。最初はココナの設定画を二枚も入れてたんだけど、ページの都合でカット。
結局、こういう雑誌で非マニアに向けて「通ぶって」アニメを解説をするのが好き。俺は、本物の「通」じゃないから。
グルメじゃなくて、立喰師なんだと思う。名刺に「アニメ立喰師」と刷りたい。

●アイドルのキス顔チュ! 優木まおみ
ついに連載一周年。担当編集に聞いたら、この連載、女性編集者に評判いいらしい。ページの主旨としては、男にゾクゾクしてもらわないと困るんだが。

奏光のストレイン Waltz.Ⅶ 24日発売予定
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●ブックレット 構成・執筆
とうとう『ストレイン』も最終巻。後半は、特典CDドラマの暴走っぷりがすごくて、70年代スーパーロボット(それも長浜忠夫作品)のパロディ『奏光ラムダス』なんて聴くと、この作品の嗜好性が分かる気がする。つまり、本編は趣味や好みを徹底排除している。生真面目でツッコミどころがない、というのかな。だから逆に、パロディであるはずの『奏光ラムダス』を映像化した方が、売れるような気がしちゃう……俺は嫌だけどね、そういうのは。

閑話休題。
「アイドルのキス顔」は、男主観で書かなきゃいけないのが辛い。というか、女主観のほうが感情というのは書きやすい。「女を書くコツ? 男をベースに、理性と責任感を引き算すりゃいいんだ」(『恋愛小説家』より)。俺の文章は論理性が欠けているから、感情を書くのに向いている。
最近の男たちは、簡単に二次コンなどという。ラノベのキャラクターも、イラストに転換可能なように書かれているから、文章オンリーで愛を感じた経験なんかないだろ。かと言って、国語の時間に『伊豆の踊り子』を読めばいいという話でもない。オススメは、稲垣足穂の『或る小路の話』に出てくる、「ガスの光で育ったような」外国人の少女かな。あ、あと『クラバート』に出てくる少女。ろうそくの炎を見下ろしている少女の顔を、主人公がろうそくの炎になって覗き込む。眩惑される場面ではないか。文章では「ひじょうに美しい顔」としか書いてないのに。細かく書けばそれだけ伝わるってものではないのだ。

俺は文章だけで愛、情動、欲望は発生すると確信している。絵が二次コンならば、文章は一次コン。
とにかく、日本には「絵」が多すぎる。だから、一次コンが成立しづらい。識字率世界一なのに、もったいない。

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