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2007年7月 7日 (土)

■ドラえもんに、くりいむレモンというジュースが出てきたってホント?■

あるムック本の仕事で、邦画を10本以上ぶっ通しで観た。良かったのは『深呼吸の必要』というやつ。役者が全員よかった。お盆進行が終わったら、この監督の他の作品観よう。

あと、面白かったのは『くりいむレモン』。山下敦弘監督といえば『リンダ リンダ リンダ』。でもその直前に『くりいむレモン』。なぜ。特典映像で、監督本人も「なんで僕のところにこの企画が来たのか」と首をひねっていた。そりゃそうでしょう。公式サイトの解説見たら、「セイラ・マスの入浴シーン」が『くりいむレモン』成立のキッカケだと堂々と書いてある。そんなこと、誇らしげに書かれてもなぁ……。
070706_23470001実は、このシリーズって2本ぐらいしか観たことない。実写版のもとになった『媚・妹・BABY』も観てない。最初に友達みんなで上映会を開いたときは(他の作品は『デッドリー・スポーン』などのホラー映画)、むしろアニメに興味ないやつの方が喜んでいた。18禁アニメというのは、微妙にオタク文脈とは違うところに位置しているように思う。一般向けアニメを観て、それを脳内で18禁バージョンに置き換えるのがオタクだから。18禁アニメは18禁アニメのマニアによってのみ支えられているんじゃないだろうか。つまり、普段はアニメを見ないのに18禁アニメなら見る、という人たちがいる。だとしたら、そこには語られてこなかった秘められた「アニメの魅力」、秘められた「アニメの社会性」が潜んでいるような気がするのだ。
大衆から厭われているものの中には、必ずその社会の実相が隠されている。ポルノ・メディアをぶっ潰せ、と叫んでいる婦人団体や女性議員をこそぶっ潰さなくてはならない。

山下監督の『くりいむレモン』はセリフのやりとりや間合いが独特で、まったく飽きない。企画としてはネタっぽいんだけど、どんな作品でも公開したもん勝ち。『ときメモ』の実写映画のような破壊力を期待すると、ちょっと肩透かしをくらうかも。
ちなみに、18禁アニメが必ずストーリー仕立てなのは、規約で「Hシーンだけでなく物語性を入れること」と決められているから、らしい。

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