« ■エロゲもロックだ?■ | トップページ | 「図書館まで250メートル」 »

2007年5月24日 (木)

■開戦の日■

「フィギュア王」 No.112 発売中
112
●「G.F.F」から「G.F.P」へ。その狙いとは? 執筆
表紙の純プラチナ製ガンダムの取材記事ですね。たった2ページですが。

結局、「フィギュア王」は全面撤退したつもりが、3号ぐらいで戻ってきてしまったけど、ショックなのは河森正治連載が終了!? 河森監督と寺島拓篤さんの対談、メチャ面白い、最高なのに……連載のラストをまとめ上げたライターの河合宏之さん、オツカレさまでした。なんか涙腺がゆるんできた。

さて、思い入れのあるものは手元に残すけど、自分の関わってきた本をBOOK-OFFに盛大に売りに行った。ライター始めたころは、自分の名前が誌面に載るだけで嬉しかったような気がする。でも、フッと執着が途切れるというか……失うことは、悪いことじゃないと思える。先ほどの河森連載の終了もそうだけど、「終わるということは よいことなのだ 炎をくぐって 新しく生まれ変わるのさ」(『陰陽師』第9巻より)。

070524_15340001渋谷シネ・アミューズのカフェにて、チーズ・バーガー150gを食す。
窓際の席に座った男から「ボイン」という件名のメールが届く。グラビア誌に書いてる割に、巨乳などには興味のない俺だが、そのメールに添付されていた写真は素晴らしいものだった。俺の目の色が変わったのを確かめて、男はニヤリと笑う。
俺がナプキンで口を拭いて立ち上がるのと、男の携帯電話が鳴るのは、ほぼ同時だった。
今日は、開戦の日。気温は26度。
詳しくは書けないが、今日から始まった仕事は、やり遂げること自体が戦争だ。
今までだって、マシンガン片手に地雷を避けながら歩いてきた。フリーランスで生きるとは、そういうことだ。間違って味方を撃ったこともあった(笑)。とにかく、この歳まで真面目に仕事やってきてれば、撃ったり撃たれたりで、誰しも程よく満身創痍なはず(かすり傷程度の男は信用しない)。

今日は、新しい弾をもらったし、俺からも配った。これでまた戦える。
言葉は武器。容姿も武器。心も武器。怒りも優しさも武器。そう思える日を、迎えることが出来た。

|

« ■エロゲもロックだ?■ | トップページ | 「図書館まで250メートル」 »

コメント

プラチナガンダムは話題を振りまいてますね。
しかし何故Ver.kaなのかと?
今度フィギュア王立ち読みしてきます(買えョ)

で、ブックオフで処分ですか。。。
かなり安く買い叩かれたと思います。
5円とか10円とかw
買う側としては嬉しいんですけどね…

投稿: ギムレット | 2007年5月27日 (日) 21時17分

■ギムレット様
>しかし何故Ver.kaなのかと?

結局、Ver.kaを多くのガンダム・ファンが支持しているからだと思います。
あとは認知度の高さでいうと、カトキさん以上のアレンジャーが存在しないからでしょうねえ。

BOOK-OFF、確かに安く買い叩かれましたが、僕の関わった本ってムックとか雑誌ばかりなので、どっちにしても高くは売れないんです(笑)

投稿: 廣田恵介 | 2007年5月28日 (月) 18時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■開戦の日■:

« ■エロゲもロックだ?■ | トップページ | 「図書館まで250メートル」 »