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2007年3月24日 (土)

■人生のための仕事■

「アニカン×REIDEEN」 配布中!
Ani_rai
●本文執筆
見どころや解説のほか、インタビューは本郷みつる監督、荒牧伸志さん、竹内敦志さん、三間雅文さん、倉橋裕宗さん、池頼広さん、藤原啓治さん、本田貴子さん、三木眞一郎さん、千葉紗子さん、我妻正宗さん。
途中で絶対、誰かにバトンタッチしようと思ったけど、なぜか断りきれない不思議な仕事だった。 特に、三木眞一郎さんの頭の良さには脱帽した。俳優(声優)というのは、その瞬間瞬間に物語をつむいでいくわけで、いわばストーリーテラーなのだ。物語を生きている人間だけが、物語を語れる。場数を踏んだ声優さんが音響監督になるのは、すごく納得のいく話だ。
あと、東京国際アニメフェアで先行発売された「アニカンR」にもいくつか書いてるけど、こっちは別にいいや(笑)。
仕事には大別して、「生活のための仕事」と「人生のための仕事」がある。僕はオッサンなので、そろそろ後者に力を入れなくてはならない。

さて、先日書いた『ムスメット』続報。
友人の映画監督は、とりあえずこのブログのURLを出演している声優さんに送ったとのこと。が、それだけでは飽き足らず、その声優さん(もともと、誰かスタッフ繋がりで知ったようだ。その声優さんがどなたなのか、名前までは僕は聞いてない)に電話で「映画化したい」と申告したところ、「やっぱり嫌がられた」らしい(笑)。
でも、もはや彼にとって『ムスメット』映画化は「人生のための仕事」なので、断られれば断られるほど、あらゆるマイナス要素が創作意欲に転化されてしまうんだ。声優さんに電話したというのも、いわば「取材」なんだろうね、彼にとっては。燃料補給というか。
これが「生活のための仕事」だったら、まずは金集めだよ。損が出ないように、うまくプランニングするはず。でももう、『ムスメット』を選んだ時点で損してるんだよね。金銭とか名誉とか、そういうレベルでは、みんなが損をしている。そこへ敢えて分け入るのは、「人生のための仕事」だからだろう。
リラダンいわく、「生きることなど、家来どもにまかせておけ」。メジャーとかマイナーとか、勝ちとか負けとか、そういう問題じゃないんだよ。

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コメント

人生のための仕事、ってコトバに食いつきました。

目標です。

投稿: yuki | 2007年3月25日 (日) 08時16分

思わずwikipedia等で検索してしまいました。
AmazonのムスメットDVD1巻だけレビューがあるんですが、
絶対これは10人のうちの1人としか思えないものがありますね。

投稿: ぢる | 2007年3月25日 (日) 11時27分

■yuki様
「生活のための仕事」だったら、誰でもやっているわけでね。
「人生のための仕事」が見つけられる人は少ない気がします。

■ぢる様
そのレビュー、読みました。
あそこまで人に書かせる、というのは凄いですよね。
もう誉めてんだかけなしてんだか……でも、「好き」って
そういう精神状態じゃないですか。矛盾と混沌に満ちた気持ち。
それを教えてくれただけで『ムスメット』は貴重です。

投稿: 廣田恵介 | 2007年3月25日 (日) 14時59分

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