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2006年11月10日 (金)

■さんじゅうごぶんのいち■

や・やべえ! 当初あれだけ「ガンダムでやる理由が分からん!」と疑問符を叩きつけつづけたUCハードグラフが俺の部屋にあるよ! スターゲイザーもあるよ!
Ca270060まあ、これは静岡の某ホビーセンターへの二回目の取材で、お土産でいただいたものなんだけど、最初からこの「ザク頭セット」だけは編集にも渡さなかったからね。「これは俺がもらう」って。
最近のいくつかの取材で得た確証は、来月発売の某誌別冊のガンプラ記事を読んでいただくとして、私的感想だけ言うと、1980年時点でこれがあったら、俺は失禁するぐらい興奮してたよ。イタレリのシャーマンをウェザリングしまくってた中学生だったから、「ガンダムの模型って、ミリタリーモデルだよね?」と本気で思っていた。「ダンバインの模型なら、当然フラゼッタ調のディスプレイモデルだよね? 油絵の具で塗りたいな」とか。いわゆる“キャラプラ”(という差別語が70年代頃にあった)であっていいはずがない!と本気で思ってた。
でも、「ミリタリーであるべき」「フラゼッタであるべき」というハイブロウな嗜好は、僕より年上の人たちの脳内にも当然ありつづけ、「ザク頭セット」はいわば、キャラプラで我慢をつづけ、ついにはキャラプラで成功したメーカーサイドの勝者の余裕なんだ。25年遅れの勝利宣言ですよ。ただ……もっと早く出してくれれば、俺は波に乗れたのになぁ……そして、途中で何があろうとも「ガンダムはミリタリー!」と信じつづける“愛の持久力”は、大いに見習うべきだと思ったですよ。
「決定権のあるオトナ」というものを想定した途端に、僕ら「決定権のないオトナ」は無力感を感じるわけだけど、愛と理想があって、さらに決定権のあるオトナには素直にリスペクトする。

★須賀大観復活謝恩祭(仮)情報
来年2月17日に行われる『スピードマスター』、『ROBO☆ROCK』の監督・須賀大観のトークショウ。『スピマス』の二人に続いて、いよいよ『ROBO☆ROCK』出演者のコメント撮影を開始!
mixiの「須賀大観」コミュニティでも詳細を掲載中なので、入ってね。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1420448
mixiが見られない人は、俺が招待しますので連絡ください(←本気)。

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