■暗中模索していきたいと■
「EX大衆」 12月号 明日発売!
●萌える! 美少女フィギュア!! 構成・執筆
なんと、カラー見開きで美少女フィギュア全13製品の見どころを一挙紹介、中国工場の潜入レポートや原型師・智恵理さんのインタビューもあり、という専門誌顔負けの企画。というか、こういうマニアなものを専門誌にいくら書いたって意味ないよ。普通、この手の雑誌のカラーページは、グラビア最優先ですよ。それを合成樹脂の人形たちが(たった2ページとはいえ)占拠したんだ。
グラビア目当ての読者には、不意打ちだと思う。こういう形で開放していかないと、しょせんは理解も認知もされないよ。こっちが門戸を開いてないのに「世間は分かってくれない」はないだろう。だから俺は、どこの誰が目にするか分からない大衆誌やフリーペーパーにオタク趣味に安住しているネタを書くのが好き。
騙されたと思って読んで欲しいね、このフィギュア特集は。
●アイドルのキス顔チュ! 磯山さやか
●あいだゆあ グラビア(ライター人生初の袋とじ)
それぞれ、ポエム執筆。自己表現とかじゃなくて、飽くまでグラビアの添え物というポジションがいいんだ。まあ、編集サイドから見れば、まだまだ俺なんかは我が抜けてないんだろうけど……やはり僕は、分かりきったことを書くよりは、暗中模索していきたいと。その方が人生面白いとは思いませんか、皆さん!(サンボマスター風に)
昨日は、こんな場所へ取材へ行きましたよ。アニメ会社以外、何もないような場所ですね、この界隈は。上井草も地価上がったとか。
ここんとこ、ずっとイベントのことを書いてるけど、「どうして東京ばかりなんだ」という嘆き節には、いい加減うんざりする(って、今回のイベントでは誰もまだ、そんなこと言ってないけど)。『アクエリオン』の新年会のときなんて、北海道から来た人がいたんだ。東京に行くような時間も金もない、というなら儲かる仕事についてくださいよ、世の中は不平等なんだから。
「環境に恵まれてない地方在住の人間のことをどう考えているんだ?」と言われたことがあったけど、そういう人は「頑張って、東京まで来てください」。
見たいもの、会いたい人が近くにいないということは、旅立てというメッセージだよ。
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