■白いワニ度■
多分ねえ、「フィギュア王」103号で富野監督が「(西村)キヌさんの描いた絵をそのままフィギュアにしたものがありましたが、あれは素敵でしたね」と語っていたのは、これじゃないかと思うんだけど。
このフィギュアの唯一の欠点は、「セクシーですね」「エロいですね」と一刀両断されかねないところ。「おいおい、こりゃマンガだよ!」というウソっぽさ、「痛さ」がないと、どうもフィギュアってのは現実を凌駕できないんではないか(でも、携帯のわりには良く撮れてるでしょ)。
80年代に「ホビージャパン」誌のミリタリーのコーナーを読んでた人なら、松本州平の名前に覚えがあるはず。「やっぱ、プラモっつーもんは改造しちゃアカン! ダサいプラモならダサいなりにそのメーカーのダサい味を楽しむべし!」という主旨で作例を発表し、資料偏重・工具重視のミリタリー界では異色の存在だったんだけど……俺が今でも映画などを見るとき、「その作品のダサい味を楽しむ」スタンスがきっちり備わっているのは松本州平の影響じゃないかと思う。だって、実写版の『キャシャーン』とか『鉄人28号』とか大好きだもん。『ガンヘッド』好きなのも、それに近い。『スター・ウォーズ』新三部作もそう。明らかにダメでしょう、あれは。
「痛点」を見つけたときに、その対象への愛に気がつく。それはフィギュアでも映画でも人間でも同じだね。
・某誌から、フィギュア特集のデザインが上がってくる。なに、この充実ぶり。俺が適当にラフに書いた注文を編集氏とデザイナー氏がここまで可愛くしてくれるなんて……こりゃ反響が楽しみ。
・連載のひとつとなった「EX大衆」誌の「妄想ポエム館」、担当氏から「もうちょっと普通に」と言われ、思わず「今月は普通だったじゃん!」と返してしまう。が、十分にキモいらしい。アニメヒロイン特集を目当てで買った人、マジでキモいかご確認のほどを。
(←これがアニメヒロイン特集。ひばりくんには「白いワニ度」なんていう項目も)
やっぱり、どんなに糊塗しても文章には生理が出ちゃうもんだからねえ……どうもガチで書いてるその姿勢自体が「キモい」らしい。ハードル高いな、おい!
・5月と8月に行ったきりの八王子の某店(店名失念)のキャバ嬢から「今、王子バーに来てます!」とメール。どうでもいいが、王子バーの影響か宝塚に興味が出てきた。
・雨女さんから自宅PCにメール。「携帯がトラックにひかれて、ペシャンコです」って、お前、そんなドジっ子だからオタクにもてちゃうんだよ! 友達はともかく、俺以外の顧客のアドレスはどうすんだろう。
・明日はイベント用素材を収録に、ある芸能プロダクションへ。プララジ・ショーは見送りです。
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コメント
ひばりくんは、
是非とも後藤真希ちゃんで実写化して欲しいです。
投稿: イワオカ | 2006年10月20日 (金) 03時59分
■イワオカ様
なんか80年代に「月曜ドラマランド」で実写をやった気がするんですけど、思い違いだったようです(笑)。
アニメのひばりくんは、『ガンダム』のミハル役の間嶋里美さんで、どうもイメージ違いましたよね。
投稿: 廣田恵介 | 2006年10月20日 (金) 04時27分
「痛点」、いい話ですね。
なんかスミマセン。ポエムの件は。
自分の中で言葉に出来るほどぐらい的なモノではないんです、でも確かに「そこ」にあるんです。おそらく1年くらいして、完成形に至るようなw
投稿: 小野寺 | 2006年10月20日 (金) 21時27分
■小野寺様
いやいや、問題ないっすよ。俺も漠然と1年ぐらいかかるような気がしてたところなんで(笑)
投稿: 廣田恵介 | 2006年10月21日 (土) 14時06分