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2006年10月18日 (水)

■イベント告知とハサモトくん■

『B』(1997)で劇場映画デビューし、伊藤英明主演の『ブリスター!』(2000)で数多の賞を受賞、その後も『恋文日和(雪に咲く花)』(04)、『最終兵器彼女』(05)とコンスタントに作品を発表しつづけ、来年は『ROBO☆ROCK』『スピードマスター』と2本の公開を控える映画監督・須賀大観を招いて、トークイベント開催!(司会は性懲りもなく俺)

……といっても日時は2007年2月17日(土)とちょっと先なんだけど、とりあえず公式発表。場所は、おなじみ新宿ロフト・プラスワンです。
ゲストは『ROBO☆ROCK』と『スピードマスター』から鮎貝健! グン! デニス・ガン!
228_1 (←2001年2月のイベントより、俺とグンさんの貴重な2ショット。チェキで撮ったのをスキャンしたから画質悪い)
他に、阿佐ヶ谷スパイダースの中山祐一郎さん、田中圭さんに現在交渉中。
ビデオコメントは声優の大塚明夫さん中村俊介さん、北野きいさんをはじめ、5名が内定。まあ、現段階で発表できるのはこのへんまでかな。

『スピードマスター』は、もういろんなところに情報が出ているし、俺もシナリオに参加したので大体は把握してるけど(出演は中村俊介、内田朝陽、北乃きい、中山祐一郎、蒲生麻由、大友康平)、謎に包まれているのが『ROBO☆ROCK』(出演は塩谷瞬、鮎貝健、デニス・ガン)。GONZOの村濱社長のブログでは初号試写が行われたそうだけど、当初は『ロング・アームド・モンキーズ』と呼ばれていたGONZO初の実写作品。
最初に『ブリスター!』のイベントやったときってのは、事前に作品を見せてもらってて、試写会にカトキハジメさん招いたりしてたぐらいなので準備万端だったんだけど、『ROBO☆ROCK』に関しては、俺もイベントで情報を知ることになりそう。

最近、萌えフィギュアを集めようと決心したのは、DVDで『ブリスター!』観なおして、邦画史上最もリアリスティックなオタクキャラ、ハサモトくんに感情移入してしまったから。
Rogo_sml 彼も仲間を軽蔑するようなポーズをとっていたけど、オタクって何でヒエラルキーつけたがるんだろうね? オタク第一世代、第二世代とピラミッド構造で年寄りが偉いことになってたりさ。リアルタイムで古い作品を観たことがステイタスになってる、とか。マイナー作品を知ってる人が尊敬されたり、とか。まあ、昔に比べて知識自慢・(収集物の)所有自慢するオタクは減ったと思うけどね。
で、なんで仲間内でヒエラルキーを導入したがるかというと、オタク趣味ってのが社会的に低いところに置かれてるからだろう。ただの意趣返しだよ、卑屈なこった。
「何がアートだ! アニメだけは例外か!」と叫んだハサモトくん、その通りだよ。“Go my way on the rack”(『ブリスター!』主題歌より)、痛みとともにわが道を進め!ってことだ。

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