■荒地は耕すべき■
「フィギュア王」 102号 僕の書いた記事のみ列挙します。
●富野由悠季のオーラちから VOL.1
富野監督を「御大」とか呼んで無闇に神格化する連中はキモチワルイ。でも、ちょっとでもホビーとかフィギュアに金を使っている(というか踊らされている)人たちは必ず読むべし。
●BRICK KINGDOM Vol.6 SPECIAL
河森正治作“VAN-FORCE”の新作公開。全部で8ページもの特集なんだけど、表紙が東映ヒーローの雑誌で、果たして何人が「レゴ製のオリジナル・メカ」に注目してくれるんだろうか。
●VARIABLE RIDE
今回は『アーマード・コア』。いわゆる河森ファンですら読んでいるのかどうか、これも不安なページであります。
●ピュグマリオンの小部屋
「恋月姫、生と死のあわい、その彼方」と題して恋月姫さんにインタビュー。
●Toy's NEW ARRIVAL
ゼーガペインのプラモデルは、本当はこうやって遊ぶんだぜ。
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さて、こうやってオモチャとかアニメ周辺で書かせてもらっているわけだが、いつもいつも「お前ら、本気でオモチャとかアニメ好きじゃないだろ?」と上目づかいで書いている。「お前ら」ってのは、まあ色んな人たちのことだけど、本心では、みんな「こんなハズじゃなかった、右肩上がりで面白くなるはずだった」って思ってない? 俺は何でも地面に叩き落として「これもダメ、あれもダメ」っていう奴がキライなんだけど、批判精神のない奴はもっとキライなんだ。建設的な思考の出来ない奴は、さらに輪をかけてキライなんだよ。
乱暴にオタク文化、とくくってしまうけどもうカウンター・カルチャーじゃないよね。そのくせ、この手の雑誌の表紙はいつまでたってもダサイよね? そのダサさだけが際立って残っているんだ。で、いまだにダサいくせに市場だけがデカイからテレビ局のネタにされるんでしょうが。ダサいものには金を使わない、まずはそれを学ぼうよ。
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