■D6/62-1,250Kw×12 ■
以前に「東京湾内の風力発電機を見に行く」と宣言したが、問い合わせてみると見上げるほど近くまでは入れない、とのことだったので、近からず遠からずで茨城県の波崎ウィンドファームへ。
ここなら、なんと12基のプロペラを一望することが出来るのだ。
周囲に何もないところなので、銚子駅前からタクシーで行く。片道数千円かかる。運ちゃんは機嫌がよく、他2ヶ所のプロペラにも寄ってくれた。が、実は銚子駅から近い田んぼの中にもプロペラがずらり並んでいるのだという。もっと早く言え。
高層建築好きとしては銚子ポートタワーも見逃せないので、たった57.7メートルだが、ここにも寄ってもらう。建築物としては味も素っ気もないので、数分で降りる。
「犬吠埼まで行きましょうか?」「もうちょっと行くと“地球の丸く見える丘展望台”ですよ?」そんなものより、駅前のボロボロのオモチャ屋が気になったので、電車が来る前にそこに駆け込む。不作だった。
目を閉じると、プロペラが風を切る音がした。ローターの直径は62メートル。なんと銚子ポートタワーが丸々入るサイズのプロペラが回転しているのだ。建築物として、どちらが“勝ち”であるかは言うまでもない。
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