■スペースエイジのバラッド■
『EX大衆』1月号
●「ガンダム的生き方26佳言!」の構成・執筆をやりました。
ヌードグラビアの間に、4Cカラーでガンダム名言集。これは奇観。読むべし。
「まだこんなこと書いてるの? 前にも似たようなこと書いてたジャン?」
「書いてたよ。そして、また依頼があれば絶対に書くよ」
「そんなに同じことばかり書いてて、なんか意味あるの?」
「あるよ。読者は常に入れ替わっていく。新しい客がついてるのに、おいそれとスープの味を変えられるか?」
「ラーメンと雑誌は違うんじゃない?」
「ラーメン屋に行ったら雑誌ぐらいあるだろ。床屋にも喫茶店にも」
「雑誌は本屋で買うでしょ、ふつう?」
「そっちの方が特殊だよ。雑誌は街のあちこちに捨てられ、踏まれ、拾われる」
「そして、ちり紙交換に出されるんでしょ?」
「リサイクルだな。つまり、世の中の役に立ってる」
「そうかも知れないけど、私のいくラーメン店にはこんな雑誌なんかない!」
「まず、俺のいくラーメン屋ときみのいくラーメン店の相違について話さなくてはならんな……そういや、今夜は阿佐ヶ谷のラーメン屋で夕食をすませたよ。メンマラーメンを頼んだら、ワカメラーメンが出てきた。俺は自分の滑舌の悪さを呪ったね」
「どうせ“注文と違います!”とは言えなかったんでしょ?」
「言わないね。新しい客ってのは、柔軟性がとりえだからさ」
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